海外で繁殖入りしたディアドラが初仔出産、 父は仏G1馬ウートンバセット

2017年秋華賞や、英G1のナッソーSなどを射止めたディアドラが、けい養先のアイルランドで初仔となる牝馬を出産したことが明らかになった。父はウートンバセット(Wootton Bassett)で、2010年の仏G1ジャンリュックラガルデール賞(芝1400m)の覇者。

ディアドラは2016年7月に中京の芝1400mでデビュー。2017年の秋華賞でG1初制覇を飾ると、翌2018年に香港G1の香港C・2着、UAEG1のドバイターフ・3着と海外G1でも好走。2019年には英G1ナッソーSを快勝し、日本産の日本調教馬として初めてイギリスのG1を制した。そのほかアイルランド・フランス・サウジアラビア・バーレーンと世界を股にかけて活躍し、2020年11月に引退。アイルランドのクールモアスタッドで繁殖馬となった。

引退直後は世界的な種牡馬ガリレオと2度の種付けをしたが、不受胎。相手をウートンバセットに切り替え、昨年2021年6月に、けい養先のアイルランドで無事にウートンバセットの子供を受胎した。

ウートンバセットの産駒成績としては、2016年の仏ダービーを含むG1・3勝を挙げ、同年のカルティエ賞最優秀3歳牡馬に輝いたアルマンゾル(Almanzor)や、2020年に米仏でG1を2勝したアウダーリャ(Audarya)などを輩出。ガリレオとの仔も注目の的となったであろうことは間違いないところだが、こちらも活躍に期待が膨らむ楽しみな血統だ。まずは無事にデビューしてくれる日を待ちたい。

なお、今後の交配相手には、昨年の欧州年度代表馬セントマークスバシリカ(St Mark's Basilica)が予定されている。