CBC賞は荒れるって本当?穴党が歓喜するその理由とは?

CBC賞は荒れるのか?

CBC賞は荒れやすいという噂をとある穴党馬券師から聞いたので過去のデータを色々と集めてみた。以下に過去10年にわたる1~3番人気の成績と、3種類の馬券の配当をまとめてみた。

1~3番人気の成績(過去10年)

1~3番人気 単勝オッズ 着順結果
2005 1人気-マルカキセキ
2人気-シーイズトウショウ
3人気-シンボリグラン
3.2
3.6
6.2
5着
3着
1着
2006 1人気-アグネスラズベリ
2人気-ワイルドシャウト
3人気-シンボリエスケープ
3.0
5.7
6.7
8着
2着
5着
2007 1人気-ペールギュント
2人気-アドマイヤホクト
3人気-ミスティックエイジ
3.4
4.9
6.3
6着
10着
4着
2008 1人気-トウショウカレッジ
2人気-スピニングノアール
3人気-ワイルドシャウト
5.4
6.6
6.7
9着
2着
17着
2009 1人気-アーバンストリート
2人気-ソルジャーズソング
3人気-スピニングノアール
5.4
5.5
8.0
5着
4着
3着
2010 1人気-シンボリグラン
2人気-ベストロケーション
3人気-ワンカラット
4.9
6.5
6.6
6着
14着
3着
2011 1人気-ダッシャーゴーゴー
2人気-ツルマルレオン
3人気-エーシンホワイティ
3.5
5.1
5.9
1着
8着
5着
2012 1人気-ダッシャーゴーゴー
2人気-マジンプロスパー
3人気-グランプリエンゼル
4.3
4.5
5.4
3着
1着
9着
2013 1人気-マジンプロスパー
2人気-ハクサンムーン
3人気-サドンストーム
3.6
5.4
5.5
1着
2着
3着
2014 1人気-ベルカント
2人気-ルナフォンターナ
3人気-エピセアローム
2.9
4.0
6.1
5着
8着
2着

単勝・馬単・3連単の配当

単勝 馬単 3連単
2005 620円 14,670円 83,270円
2006 820円 5,100円 44,940円
2007 2,390円 32,300円 528,230円
2008 770円 6,080円 231,120円
2009 3,710円 42,940円 459,460円
2010 870円 10,630円 96,400円
2011 350円 3,020円 111,610円
2012 450円 5,290円 27,660円
2013 360円 1,910円 8,000円
2014 950円 5,660円 116,100円

1番人気不振

過去10年で1番人気が1着になったのは2頭のみ。3着に入ったのがあと1頭いるだけで、この10年で馬券に絡んだのがたったの3頭だ。2番人気も3番人気も1着をとったのは過去10年でそれぞれ1頭づつ。過去10年の1~3番人気の馬全頭(30頭)を合わせても1着をとったのはたったの4頭しかいない。確かにこれでは荒れると言われるのも納得できる。

高配当も期待できる

単勝の平均が1,129円。馬単の平均が12,760円。3連単の平均が170,679円。平均だけを見れば高配当が期待できそうなオイシイ数字である。上記でも記したが1番人気がほとんど馬券に絡まないので必然的に配当も妙味がある。

穴党にはたまらないレース

結論としては、これはもう十分荒れるレースと言って良いだろう。ただ一昨年の'13年だけは1番人気、2番人気、3番人気と人気順通りの決着となっており、この年だけがガチガチに堅い。つかみ所のないレースとも言えるので穴を狙いすぎると痛い目を見ることもありそう。しかし全体的には堅い決着となることは少ないレースではあるので穴党にはたまらないレースと言えるだろう。
この夏ドキドキしたい人は大荒れを期待してCBC賞で穴を狙ってみてもいいかもしれない。