いよいよ、今週末から2歳新馬戦が始まります。オープニングレースは6月3日・阪神5R・芝1600M戦です。最初の2週間は土日に東京・阪神に各1鞍ずつの4レースが行われますが全て芝のレースです。3週目の新馬戦でようやくダート戦が始まります。今の時期にデビューする馬は仕上がりの早い馬が多いです。中には早熟馬もいるため圧勝して注目を引くこともありますが、クラシックに直結する馬が出走してくるのはもう少し後になり、早くて7月頃からで9月以降になると本格的にクラシックを見据えた新馬が各陣営から続々登場してきます。
新馬戦を使うポイントとしては、先ず4月頃に入厩させて、ゲート試験にパスしたら一旦放牧に出します。そして帰厩させ、新馬戦に向けて仕上げる。新馬戦は無難に勝っておいてまた放牧して、8月直前に帰厩し、2歳Sのどこかを使うと言ったシナリオが多いです。期待のできる素質馬のローテーションは新馬も古馬も同じく、やはり夏は無理させたくないもの。
今週の新馬戦に出す陣営は、一発回答が欲しいです。ここで取りこぼしてしまえば当然、未勝利戦に回らなければいけません。未勝利戦は6月の3週目から始まります。まだ6月中の未勝利戦なら連闘を嫌う陣営も多いためやはり頭数も集まりづらいためチャンスは大きいです。馬券を買う際は3歳の未勝利戦もまだあるのでお気をつけください。