安田記念へ紅一点登録をしていたデンコウアンジュだったが、安田記念を回避しエプソムカップへ出走の意向が明らかとなった。2歳時にはメジャーエンブレムを抑えて優勝し、今年のヴィクトリアマイルでは11番人気ながら2着の激走。安田記念でも三度の穴演出が期待されたが、中2週で牡馬相手のG1への出走はさすがに厳しいか、翌週のエプソムカップへ出走をずらした。
デンコウアンジュの辞退によりダッシングブレイズが繰り上がり出走可能となるがこちらも既にエプソムカップへ向かうことが表明されている。そして補欠最下位のロンギングダンサーは阪神開催の鳴尾記念へ同時登録している。補欠二番手の安田記念と登録12頭の鳴尾記念ならば後者への準備を進めていたとみられるがどちらへの出走となるか。日本から18頭、香港から2頭が登録してきた安田記念だが、一転してフルゲート割れの可能性が高まってきた。