【天皇賞春2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

長距離G1「天皇賞・春」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

タイトルホルダー(牡4、栗田徹厩舎)

4/27(水)美浦・南W(やや重)6F81.4-5F65.0-4F50.5-3F36.9-1F12.1(馬なり)

横山和生騎手を背に南Wで2頭併せ。僚馬ダルムシュタットを5馬身先行させ、内からジワジワと差を詰めて直線は強めに追われた相手を尻目に馬なりのままラスト1F12.1で楽々と併入しました。終始馬なりながらも全体時計は自己ベスト更新で、しまいも12秒1の鋭い伸び脚を披露と好内容の追い切りを消化しています。1週前も横山騎手を背に南Wで2頭併せを行い、6F82.9-1F11.5の好時計をマークして先着と、ここまでの調整過程は順調そのもの。態勢は整ったと見て良いでしょう。

テーオーロイヤル(牡4、岡田稲男厩舎)

4/27(水)栗東・坂路(不良)4F54.7-3F39.9-2F26.0-1F12.9(馬なり)

菱田裕二騎手を背に栗東坂路で単走。流す程度の軽めの内容でしたが、行きっぷりは良く適度な前傾姿勢を保てており、鞍上の仕掛けに対しても鋭く反応して脚を伸ばすことができています。1週前はCWコースで6F81.9-1F11.1と猛時計をマークしているので、最終がこの内容なら申し分ないでしょう。4連勝中と屈指の勢いがあり、追い切り内容からも十分に好調であることが伝わります。

ヒートオンビート(牡5、友道康夫厩舎)

4/27(水)栗東・P(良)6F81.5-5F65.9-4F51.7-3F37.0-1F11.4(馬なり)

栗東Pコースで単走。Pコースでの最終は前走同様ですが、時計は前走以上。時計の出やすいコースとは言え、馬なりながら楽にしまいは11秒4と鋭い脚を披露しました。1週前には池添謙一騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、6F81.0-1F11.0の好時計をマーク。併せ馬にはクビ差遅れましたが、ここでもしまいは切れる脚を見せています。現在3戦連続で重賞で馬券圏内に好走しており、目下の好調ぶりがうかがえます。しまいの脚は確実に繰り出してくる馬で、今回もしっかりパフォーマンスを発揮できそうな気配です。