今週土曜日(10/24)東京第4R新馬戦にてアタンドリールがデビューします。アタンドリールの血統は父ステイゴールド、母タイムフェアレディ、母父メジロマックイーンの表題にあるとおりの黄金配合。現役ではゴールドシップ、引退馬でもドリームジャーニー、オルフェーヴル兄弟と強力な実績馬を輩出した父ステイゴールド×母父メジロマックイーンの新世代です。
あたりが非常に大きいだけに期待を受ける血統ではあるものの、それ以上にハズレも多数輩出しているのは言わずもがなですが、アタンドリールの母タイムフェアレディはフラワーカップ優勝もしている実績馬。単なるマックイーン産駒の牝馬というわけではありませんので新馬戦レベルで言うならば母の重賞勝ちだけでも期待ができるというもの。
また同時デビューする中でも注目したいのがタイセイヴィクター(父ヴィクトワールピサ、母オネストリーダーリン、母父キングマンボ)です。新種牡馬ヴィクトワールピサの期待度はまだ計り知れませんが、注目は父母父父と母父父のミスタープロスペクターです。いわゆる4×3の奇跡の血量と言われ、近親交配のメリットとデメリットをバランスよく落とし込める配合がこのバランスと言われています。
新馬戦に2頭も注目の血統が集まることは稀でもあります。もちろん競馬は血がすべてではありませんので、良血馬をノーマークの馬が負かすということも多々あるどころか、しょっちゅうです。土曜日の隠れた注目レースとしてこちらをおひとついかがでしょうか?