【NHKマイルC予想2022】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

3歳マイル王決定戦「NHKマイルカップ」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

セリフォス(牡3、中内田充厩舎)

5/4(水)栗東・CW(良)5F69.4-4F53.7-3F38.1-1F11.5(馬なり)

栗東CWコースで単走。終始馬なりのままで流す程度の内容でしたが、直線はラスト1F11.5と鋭い脚を見せてゴール。1週前は福永祐一騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、6F81.7-1F10.8とラスト1Fの10秒8は同日の最速タイ。しっかり最先着も果たしていますし、2週前もCWコースで7F96.8-1F11.7で併走馬に2馬身先着と、中間の動きと時計は優秀です。前走朝日杯FSの反動が大きくぶっつけ本番のローテーションとなり、状態面が懸念されていましたが、早い段階で態勢は整った印象があります。ここまでは順調に上昇カーブを描いていると判断して良いでしょう。

マテンロウオリオン(牡3、昆貢厩舎)

5/4(水)栗東・坂路(良)4F53.9-3F40.1-2F26.8-1F13.6(馬なり)

横山典弘騎手を背に栗東坂路で単走。最終は時計も出さない軽めの内容でしたが、1週前にはハードな追い切りを消化。その1週前は横山騎手を背にCWコースで6F79.1-1F11.3の好時計を不良馬場でマークして全体時計は自己ベストを更新しており、しっかり負荷をかけられています。もともと稽古駆けするタイプで追えばしっかり時計は出してくる馬。先週までで態勢は整っており、最終はリズムを整える内容で良い形に仕上がった印象です。

ステルナティーア(牝3、木村哲也厩舎)

5/4(水)美浦・南W(良)6F84.0-5F67.2-4F52.7-3F37.5-1F11.1(馬なり)

池添謙一騎手を背に美浦の南Wで3頭併せ。僚馬ランドアーティストとジャングルキングの2頭を先行させ、直線は内からラスト1F11.1の切れ味で楽々と併入に持ち込んでゴール。前の馬を目標にして力まず追走出来ており、直線も牝馬特有の切れ味を見せて最先着と、申し分ない内容でした。1週前も南Wで7F97.7-1F11.5の好時計を馬なりでマーク。蹄の不安が気がかりでしたが、先週長目に追われて、当週3頭併せ反応抜群とここまで順調そのもの。力は出し切れる好仕上がりで臨めそうです。