【ベルモントS2017】クラシックエンパイア回避、エピカリスへの期待上昇

現地時間の6月10日、土曜(日本時間6月11日、日曜)に米国のベルモントパーク競馬場で開催されるベルモントステークスに出走予定であったクラシックエンパイアが同競走を回避することが明らかとなった。

クラシックエンパイアは一冠目のケンタッキーダービーでは不良馬場と展開に泣かされるも直線で押し上げて4着に健闘し、二冠目のプリークネスステークスでは巻き返して2着に入着しており、三冠目であるベルモントステークスでは1番人気の最有力候補として注目を集めていた。

英国の老舗のブックメーカーのウィリアムヒルのオッズを見ると、クラシックエンパイアが回避したことにより日本馬のエピカリスはアイリッシュウォークライとルッキンアットリーと同率の1番人気に押し上げられている。

国内では最終的にはJRAの独自のオッズによってオッズは決まるが、国内の某大手競馬情報ポータルサイトの予想オッズでもエピカリスは1番人気に推されており、最大のライバルが回避したこともあって日本馬による初の戴冠に更なる期待が集まるかたちとなった。

鞍上のC.ルメール騎手には大きなプレッシャーがのしかかるが、今春は国内でG1を3週連続で優勝するなどして活躍し、現在乗りに乗っているリーディングトップのジョッキーだ。信頼度は高い騎手だし、海外でのG1制覇も大いに期待したい。