今春オークスを勝ち、G1・2勝をあげたソウルスターリングの活躍でフランケル産駒は初年度産駒から盛り上がりを見せたが、今夏にもう一頭、期待のフランケル産駒のデビューが決まった。
デビューが決まったのは父の名前がそのまま入ったタニノフランケル(牡2、栗東・角居勝彦厩舎)。なんと母はあの名品ウオッカで、4番目の子となる。デビューは8月12日の新潟5R(芝1800m)で、鞍上は現在未定となっている。
ウオッカ産駒はこれまで3頭がデビュー。2つ上には半姉のタニノアーバンシー(牝4、角居勝彦厩舎)が2015年の夏に新潟でデビューしており、2着に入着している。
タニノフランケルは今月1日に栗東トレセンへ入厩し、15日にはゲート試験に合格。現在は放牧中である。同馬を管理する角居調教師は「7月半ばには栗東に戻します」と話しており、順調にデビューへ向けて調整が進められている。