【加付式“連番の法則”】オークスなど先週の回顧・検証

先週は、牝馬による3歳クラシック第2弾「第83回 優駿牝馬(オークス)」(GⅠ)をメイン重賞に、土曜中京にて「第29回 平安ステークス(GⅢ)」が行われた。

単勝10倍台まで9頭、と先週も抜けた人気馬不在の3週連続「混戦GⅠ」となったオークス。制したのは桜花賞馬スターズオンアース(C.ルメール騎手)で、2冠達成。桜花賞では、直前まで4レース連続1番人気に推されたものの連続GⅢ2着ということから7番人気、そして今回も3番人気に甘んじたが「1馬身1/4差」をつけての完勝。7戦して3着内率100%と抜群の安定感に加えて、勝ち切る「力強さ」も身につけ素質が完全開花した印象であった。牝馬3冠がかかる秋が非常に楽しみになった。

先週のYoutube「馬券的塾」では、「(オークスの)春の時点ではGⅠ、特に桜花賞出走組が力上位。頭軸には、やはり着順上位組3頭が有力で、同3頭から軸を選ぶ方は『同番を抑える』ことを忘れないよう」と推奨した。結果は、「一発警戒!」として挙げた10番人気スタニングローズを挟んでの法則「同番」決着。前日の平安Sも法則「同枠2頭絡み・ALL連番」決着しており、先週は2重賞とも無事連番の法則で決められた。

では先週の結果を振り返ろう。全結果は下表のとおり。

5月21日
-東京中京新潟合計出現率(%)
ALL連番12(1)038.3
一組連番10(3)3(1)8(2)2158.3
同番03038.3
合計1188--
出現率(%)91.766.766.7--
5月22日
-東京中京新潟合計出現率(%)
ALL連番01(1)012.8
一組連番5(1)78(4)2055.6
同番2(1)0025.6
合計788--
出現率(%)58.366.766.7--
  • ※「同番」「一組連番」、同時に成立(13番→2番→3番 等)は「同番」としてカウント
  • ※( )内は同枠2頭が入った回数

先週も3場開催・計72レース。内訳は、「一組連番」が計41レース、「ALL連番」が計4レース、「同番」が計5レース。「一組連番」が圧倒的多数占め、「ALL連番」「同番」がほぼ「通常モード」といった結果。配当も「200万超1回の他、10万超が計15回」と高額絶好調週となり、「メインレース10万超・法則高額決着」もオークスはじめ日曜3場すべて10万超。「5週連続、近12週中11週」と確率をさらに上げた。

「一組連番」は土曜中京での3回以外、土日延べ5開催場で高確率出現し、10万超高額も100万超を含め計13回。特に土曜東京、日曜中京と土日新潟では、複数高額回数や「同枠・一組連番」が際立った。唯一の100万超を記録した新潟8Rは、推奨軸・4番人気(1着)との「同枠・一組連番」で3連複74万、3連単256万。前週まで繰り返し記してきた「軸馬との人気薄(2桁人気)、特に人気薄『同枠・一組連番』にはひと際注目して抑えて」が、まさに超大型配当を実現した形となった。また、その100万超を逃したとしても、残る10万超高額12回中8回が推奨人気軸であった。引き続き、推奨人気軸で臨む際には「人気薄・一組連番」を抑えるようにしていただきたい。

「ALL連番」は全4回、と前週の絶好調モードから通常モードに戻った。配当的にも高額とはいかなかったが、「すべて1番人気絡み」であったので、致し方ないところであったかと思う。ただ土日とも「同枠2頭絡み」での出現となった中京など、「1番人気絡みで的中し易かった」ともいえたのではないだろうか。高額とはいかない際も、お勧め攻略術など少額投資「ALL連番」で的中を拾っておいてほしい。

「同番」も全5回と通常モードであったが、こちらは土曜中京と日曜東京に偏った出現となった。ただ配当的には「同番」の本領発揮、といった10万超高額3回を演出。土曜中京では3回中2回、いずれも2番人気との「同番」からと、「同番」狙いの向きには比較的的中し易かった「同番」ではなかったか。そして冒頭のオークスでは、「3番人気の桜花賞馬と4番人気桜花賞組での『同番』」。Youtube「馬券的塾」も併せてご視聴いただけている方であれば、「一発警戒・★馬」を加えるなどアレンジいただけていれば、11万配当を手に出来た可能性も。いずれにしてもは「同番」は高配当が魅力なので、軸馬から積極的に狙い続けてほしい。

「万馬券の宝庫・最終R」は、前週に続いて6回中4回の法則決着。そして先週も「5回に1回以上の10万超」を法則から1回(土曜東京72万)、法則外から1回と計2回記録。法則決着は、残る3回もすべて万馬券であった。メインレースまでで大型配当を逃しても、最終Rまで諦めずに狙い続けよう。