【日本ダービー2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

世代最強決定戦「日本ダービー」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ダノンベルーガ(牡3、堀宣行厩舎)

5/25(水)美浦・南W(良)5F66.5-4F51.6-3F37.6-1F11.4(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ルコルセールを2馬身後ろに置き、直線は内から伸びてくる相手をラスト1F11秒4の脚でしっかりと抑えて併入しました。1週前は川田将雅騎手を背に南Wで強めに追われ、6F77.9-1F11.0の好時計をマーク。全体時計は自己ベストを更新、しまいも鋭い反応から11秒0をマークと、文句なしの動きと時計です。調教では毎回時計を出すタイプですが、ここまでしっかり動いて速い時計をマークしてきたのは初めて。絶好の仕上がりにあると見て良さそうです。

ジオグリフ(牡3、木村哲也厩舎)

5/25(水)美浦・南W(良)6F83.2-5F66.5-4F52.0-3F38.5-1F11.4(馬なり)

福永祐一騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ブレッシングレインの2馬身後ろでリズム良く折り合うと、直線は内から抜群の手応えで並びかけて併入しました。終始リラックスした馬なりの走りで直線もまだまだ余力たっぷりでしたが、しっかり11秒4の脚を使って強めに追われた相手と楽に併入と、格の違いを感じさせる追い切りを披露しました。1週前も南Wで2頭併せを行い、7F98.7-1F11.5の好時計をマーク。長めにやって6Fは自己ベスト更新、併走馬にも楽に追走併入と好調ぶりがうかがえます。臨戦態勢はしっかり整っており、万全の態勢で本番に臨めそうです。

コマンドライン(牡3、国枝栄厩舎)※除外

5/25(水)美浦・南W(良)5F65.0-4F50.4-3F37.0-1F12.1(馬なり)

戸崎圭太騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ダノンギャラクシーの1馬身後ろで我慢を効かせ、直線は内にもぐり込んでラスト1F12.1の脚で伸びて併入しました。先週から着用しているブリンカーの効果もあってか、直線は集中して動けていた印象を受けます。1週前は南Wで僚馬サークルオブライフも交えた3頭併せを行い、5F66.3-1F11.1の好時計をマークして併入。ここでもブリンカーの効果があってか、手応えも楽でゴール後も加速は続いており、フォームにも安定感がありました。状態の良さと良化を示す動きから、前走以上の前進が期待できる状態にあると見ます。