【葵ステークス2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

3歳スプリントの「葵ステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

カイカノキセキ(牝3、池添学厩舎)

5/25(水)栗東・坂路(良)4F53.6-3F38.3-2F24.5-1F12.0(馬なり)

栗東坂路で単走。馬場の真ん中を力強いフットワークで駆け上がり、しまい重点に追われてラスト1Fは12秒0の好時計をマークしてゴールしました。1週前は鮫島克駿騎手を背に坂路で一杯に追われ、4F51.1-1F12.1の好時計をマークして自己ベストを大きく更新。これまで1週前はCWコースで追われることが多かった馬ですが、今回は坂路で一杯に追われており、坂を意識した追い切りを消化。前走は控えて折り合い脚質の幅を広げ、追い切りでは坂で負荷をかけてとまさにここを目標に順調に仕上げられてきた印象を受けます。臨戦過程は申し分なく、ここは万全の仕上がりで臨めそうです。

ブレスレスリー(牝3、藤岡健一厩舎)

5/25(水)栗東・CW(良)5F65.2-4F49.9-3F35.7-1F11.3(馬なり)

栗東CWコースで2頭併せ。併せ馬の2馬身ほど後ろで折り合い、直線は内からラスト1F11秒3の好時計をマークして1馬身先着しました。軽く促されると鋭く反応して馬なりのまま一気に前へ進出し、一杯に追われる相手を楽に圧倒と好内容の追い切りを消化しました。1週前は坂路で一杯に追われ、4F51.8-1F12.2をマークして併せ馬と併入。1週前が追い切り2本目と本数は少ないですが、自己ベストと同等の時計をマークしており、最終も4F50秒を切る好時計でしまいも11秒の脚を使ってと、余力を残しながらも速い時計を叩き出しています。前走が強い勝ちっぷりでしたし、上昇度は高い1頭です。

ショウナンマッハ(牝3、伊藤圭三厩舎)※出走取消

5/25(水)栗東・坂路(良)4F54.0-3F38.4-2F24.6-1F11.7(馬なり)

栗東坂路で単走。馬場の真ん中をリズム良く登坂し、しまい重点に追われるとラスト1Fは11秒7の好時計をマークしてゴール。1週前も坂路を馬なりで追われ、4F56.6-1F12.6をマーク。先週は軽めの調整で時計も平凡でしたが、最終は乗り手が抑えてもしまいは11秒台を出しています。約3ヶ月ぶりの実戦となりますが、もとからここへ向けて調整されてきていますし、休み明けからでもパフォーマンスは落とさないタイプの馬。レースの鍵を握る有力な逃げ馬候補ということもあり、目が離せない1頭です。