夏の福島2週目は、名物重賞「七夕賞」が開催されます。メイショウカドマツが屈腱炎により回避→引退となり、今年の七夕賞は12頭立てと寂しい頭数になりました。二桁人気が5年連続で馬券に絡むなど荒れる傾向が強いレースなので穴馬は必須です!今回は最終的に選んだ「本命馬」「対抗馬」「穴馬」の3頭を紹介したいと思います。
まず、本命馬に選んだのは目下2連勝中と勢いに乗るヴォージュです。前走のジューンSでは重賞2着の実績があるプロディガルサンを半馬身差つけて快勝。重賞は初挑戦となりますが、ここでも十分勝ち負けできる力はあると思います。
タイプ的には仕掛けを待ってから追い出しというよりは、前走のジューンSのように後半のロングスパートで競馬ができれば持ち味が活きるタイプだと思います。今回逃げたい馬が明確なので、そこを見ながら番手でプレッシャーをかけていきペースを上げていく競馬が理想という感じです。
55kgというハンデの有利もあり、2000m戦の好成績[5-1-1-0]と、2戦2勝と相性が良い内田博幸騎手で挑めるなど、好材料の多い一頭です。ここは勢いそのまま重賞の壁を突き抜けてほしいですね。
次に、対抗に選んだのはフェルメッツァです。前走の福島民報杯は惜しくも2着に敗れましたが、重賞馬マイネルミラノを半馬身差まで追い詰めた地力があります。1800mで実績を残してきた馬でしたが、2000mの福島民報杯では高い適性を示してきました。速いペースの中でレベルの高い相手に先行策で勝負しての2着は高く評価したいです。
今回マルターズアポジーという分かりやすい逃げ馬がいるので、やはりここを目標にしまずは前目につけていきたいところ。最近は小回りコースにも良績が集中しており、コーナリングも巧いですから、前走同様にある程度速いペースの中でしぶとい脚を使えれば見せ場は作れると思います。
最後に、穴馬に選んだのはバーディーイーグルです。昨年の七夕賞にも出走しておりますが、厳しい流れの中後方外からなんとか7着までという結果。近2戦は連続5着で掲示板内は確保しており、悪くない競馬が続いております。
今回は枠も内目ですし、スタートも悪くないので好位につけれる可能性も高く、持続力もある馬ですから今回は狙ってみたいと思います。
以上、「本命」「対抗」「穴馬」の3頭を紹介させていただきました。それでは、皆さんの健闘を祈ります!