ジョッキーには特性がある。ダートの短距離が得意な騎手もいれば、芝の長距離になると水を得た魚のようになるジョッキーもいる。得意というのは、不人気馬でもきっちり上位に押し上げる力のこと。但し、トップジョッキーはどんな場面でも対応できてこそなので、それ以外のジョッキーが対象になってくる。トップジョッキーは固め打ちでまとめて勝ち星を挙げることもあるので、そういった日は人気に関係なく積極的に狙いたい。
その他の少し力が劣る騎手は得意条件をみつける事が大事。必ず得意なレースは存在する。これはある関東のベテラン騎手の話だが、ダートの短距離戦に滅法強い騎手がいる。敢えて名前は出さないがこの騎手はかなりダートの短距離で穴馬券を演出しており、G1ジョッキーでもある。最近騎乗馬の質が全盛期に比べるとかなり下がっているが、これもジョッキーの世界では仕方のない事。
弱肉強食の世界なので勝ち星を伸ばせないと騎乗依頼は少なくなってしまう。減量騎手はそのかぎりではないが、それ以外の騎手は実力勝負。馬券を軽く買いながらその日の傾向を見ているとジョッキーのレースの偏りが見えて来る。出来れば自宅ウインズが望ましい。冷たい飲み物は予め用意しておき、お腹が減ったら出前を頼む。夏の酷暑もエアコンが快適に効いた部屋で競馬を堪能できるなど、準備万全の所からスタートする。ここでジョッキーの傾向をチェックする。1日持てればこの騎手は長い距離は苦手など傾向が掴める。
自力の分析が困難なら、競馬ソフトなどを使うのが1番てっとり早いだろう。一方でデータが全く通用しない事もあるのが競馬。データを参考にしている方は非常に多いため、そういったレースはまず波乱傾向にあるため100円でも抑えておくだけで大きく収支に影響する。とは言え、いつそんなレースが出るか分からない。取りこぼさないためには、最初はジョッキー買いで高配当を狙うのが1番良い。競馬は突き詰めれば勝利する見込みに対し評価が低い馬券を買うことが最重要事項。そのためにまずはジョッキー買いを試して高配当狙いがオススメだ。