ダービー3着のアドミラブル、脚部不安で年内休養

今年の日本ダービーの3着馬、アドミラブル(牡3、音無秀孝厩舎)が、脚部不安を発症し、年内は休養することが明らかとなりました。症状の程度の詳細は不明ですが、復帰は最低でも来年になる見通しとなってります。

アドミラブルは父ディープインパクト、母スカーレット、母父シンボリクリスエスという血統で、近親にはダービー馬のフサイチコンコルドや皐月賞馬のヴィクトリーなどクラシックで名を残した名馬がズラリと並ぶ良血です。自身もダービーで3着に入着しクラシックで活躍しており、秋は菊花賞での戴冠に期待がかかってました。

それだけに今回の怪我は残念ですが、兄弟にはレース中に骨折し亡くなった兄のタブレットや、脚部不安で引退した姉のイサベルなどもおり、体質に弱いところがある血統でもあるので日頃のケアや治療も慎重になる必要がありそうです。

春は強いメンバー相手に3戦連続で2400mを走り、連続輸送となかなかタフな競馬をこなしてきたこともあり、相当な負荷がかかっていたのかもしれません。まずはゆっくりと療養して、来年の活躍に期待したいところです。