【JBCスプリント2015】コーリンベリー逃げ切りV!史上初の牝馬優勝!

11月3日(火)に大井競馬場で行われた「第15回JBCスプリント」(Jpn1、ダート1200m)を制したのは3番人気でメンバーの中で唯一の牝馬であるコーリンベリー(牝4)だった。鞍上の松山弘平騎手と共に初のJpn1制覇を達成した。

レースはコーリンベリーが勢い良くスタートを決めハナに立った。1番人気に推されていたダノンレジェンドも好スタートを決めて3番手を追走。10月にマイルチャンピオンシップ(G1、盛岡)を優勝したベストウォーリアは中団の6番手から競馬を進めた。しかし直線に入っても先頭のコーリンベリーのスピードは衰えなかった。ダノンレジェンドが2番手に浮上し猛追し、外からベストウォーリアも追うがコーリンベリーがそのまま押し切り先頭でゴールを駆け抜けた。

勝ちタイムは1分10秒9。3/4馬身差の2着にダノンレジェンド、さらに2馬身差の3着にベストウォーリアが入着した。

優勝したコーリンベリーは小野次郎厩舎に所属する父サウスヴィグラス、母コーリンラヴィアンの4歳牝馬。通算成績は16戦7勝、今回の勝利でかきつばた記念(G3、名古屋)に続く重賞2勝目を挙げた。2003年の「第3回JBCスプリント」を優勝した父のサウスヴィグラスに続いて優勝し、父子制覇達成を成し遂げた。さらに牝馬によるJBCスプリント優勝は史上初となり、ダブルで記録達成と嬉しい勝利となった。