レパードステークス(2017)予想/過去8年のデータ・傾向

今週の新潟は1800mで行われるダートの重賞「レパードステークス」が開催されます。中央では今年最後となる3歳限定のダート重賞です。過去にはトランセンド、ホッコータルマエといったG1馬を輩出しており、出世レースとして名高いレースでもあります。

今年でまだ第9回目と比較的新しいレースではありますが、今回は過去8年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心にレパードステークスのレース傾向を探っていきたいと思います。

1,2番人気が堅実、単勝オッズ3.9倍以内なら複勝率は91.7%

過去8年の勝ち馬は全て1,2番人気で、3番人気も2着が3回と、上位人気が強い競馬をする傾向が強いです。過去8年の3着内24頭中11頭が単勝オッズ3.9倍以下の馬で、3.9倍以内なら［7-2-2-1］複勝率は91.7%とかなり堅実です。

単勝オッズが20倍以上、または8番人気より下の人気からは連対馬がゼロとなっており、穴馬が絡むのは3着からとなります。

コースは新潟のダート1800m。コーナー角度がキツい平坦コースで、外々を回らされる馬は不利となりやすいコースです。ただ、データを見ると外枠、とくに7枠が好走しており、逆に1,2枠が不振という結果となっております。

直線はダートでは長めの約350mありますが、坂もなく、コーナーもキツい上に4つも回るため、序盤は早くなってもペースは落ち着きやすく、道中うまく息を入れた先行馬が踏ん張って残るケースが多いです。逃げ馬も勝ち切るケースは少ないですが、2着に食い込むことはありますので注意が必要です。

前走はジャパンダートダービー組が一番多く、次いでユニコーンSと、条件戦だと1000万下が好走しております。

前走着順は1,2着馬が中心となっております。6着以下からも3頭馬券圏内が出ておりますが、掲示板程度までと考えるのが良さそうです。基本的には前走ジャパンダートダービーかユニコーンSで上位に入着した馬から狙っていくのがセオリーと言っていいでしょう。

このレースで唯一2勝を挙げているのは戸崎圭太騎手です。武豊騎手も2戦して1勝、2着1回と連対率は100%。去年は戸崎騎手がグレンツェントで優勝し、武豊騎手はケイティブレイブで2着に入着しております。とくに戸崎騎手は3年連続で2着以内に入着しており、相性が良いレースです。