スピルバーグ、天皇賞秋を最期に引退していたことが判明

藤沢和雄厩舎に所属するスピルバーグ(牡6)が、今月1日に開催された天皇賞・秋(10着)を最期に引退し、種牡馬入りすることを調教師の藤沢師が明らかにした。

スピルバーグと言えば昨年2014年の天皇賞・秋の覇者で、最期の直線で見せた後方12番手から一気に他馬を捲った鋭い末脚が記憶に新しい。重賞初勝利をG1で達成するという快挙を成し遂げたスピルバーグは、その後はジャパンカップ(G1、3着)でも健闘し、英国のプリンスオブウェールズS(G1、6着)に挑戦するなどして海外でも頑張った。父ディープインパクト、母にはミスタープロスペクター、サドラーズウェルズのあるプリンセスオリビアと良血馬だ。今後は種牡馬として強い産駒を期待したい。

スピルバーグの通算成績は18戦6勝、うち重賞1勝、海外1戦0勝。繋養先はまだ未定となっている。