今週20日（日）の札幌の新馬戦で、G1・6勝を挙げた名馬モーリスの全弟となるルーカスがデビューする予定となっております。

兄のモーリスと同じ堀宣行厩舎に所属する期待馬ですが、クラブ募集価格は1億円で、全兄の最初のセリ値が150万円ということを考えると桁違いの価格です。シルクホースクラブで一口20万円で募集され、スクリーンヒーロー産駒としては異例の高価格となりました。

手綱を握るのは昨年の香港G1・チャンピオンズマイルで兄のモーリスを優勝へと導いたJ.モレイラ騎手です。今シーズンも香港のリーディングを獲得し、日本でもその腕を存分に奮う騎手で、ルーカス陣営にとって申し分ないパートナーと言えるでしょう。

全兄はG1・6勝のモーリスで、シルクホースクラブの募集価格が1億円、鞍上がマジックマンことモレイラ騎手となれば期待されるのは当然です。兄のモーリスは新馬戦以降は苦戦しており、本格的な活躍は3歳以降となりましたが、弟の方はどうでしょうか。この日の新馬戦でも最も注目を集める1頭となりそうです。