お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二氏が「多くの方をお待たせしました」という想いを込めて命名した自身の愛馬・オマタセシマシタ(牝2、田中淳司厩舎)がついに待望のデビューを果たす。デビューは16日、門別競馬場の6R「JRA認定フレッシュチャレンジ」に出走予定だ。
斉藤氏は昨年秋、ジャングルポケット産駒であるハロウィーンの2020の購入を発表。11月には地方競馬全国協会(NAR)に提出していた馬主登録申請も無事に通り、正式に千葉・船橋競馬の馬主として登録。馬は北海道の名門・田中淳司厩舎に入厩した。今年の1月には「オマタセシマシタ」という馬名が決定し、3月に行われた競走能力・発走調教検査にも無事に合格と、ここまでデビューへ向けて順調に育成が進んでいる様子だ。
門別デビューなら認定競走を勝ってJRAで出走という可能性も十分に考えられる。BSテレ東の競馬番組「ウイニング競馬」のMCを務める斉藤氏としては、自身が所有する馬を自身の番組で解説することが出来ればこの上ない幸せだろう。
名馬ジャングルポケットへの愛から産駒を購入するにまで至ったロマンあふれる経緯とその行動力を見ると、一競馬ファンとしては応援しないわけにはいかないだろう。まずは1勝を目指して、人馬ともに新たな一歩を刻むことが出来るかどうか。斉藤氏と同馬の今後の活躍を心から願う。