JRAは20日、NAR(地方競馬全国協会)と合同の記者会見を行い、羽田盃(大井、ダ1800m)と東京ダービー(大井、ダ2000m)の3歳馬限定ダート重賞を、来年から交流G1(Jpn1)に格上げすると発表した。
これにより、3冠最終戦となるジャパンダートダービーを含め、来年からは南関東3冠レースの全てにおいてJRA勢の参戦が可能となる。現状で2歳秋から3歳春にかけダートグレード競走がなく、この時期のダート馬の活躍の場をさらに広げることが主な理由とされる。
これに伴い、1着賞金は羽田盃が3500万円から5000万円、東京ダービーは5000万円から1億円、ジャパンダートダービーは6000万円から7000万円にそれぞれ増額。来年の南関東3冠レースの実施時期については、羽田盃は4月下旬、東京ダービーは6月下旬と今年とほぼ同時期に設定されているが、ジャパンダートダービーに関しては競走名を変更のうえ、10月上旬に移設予定となっている。