【加付式“連番の法則”】ユニコーンSなど先週の回顧・検証

上半期も残すところ2週となった先週は、日曜東京で3歳ダート重賞の「第27回 ユニコーンステークス(GⅢ)」、開催替わりの日曜阪神にて牝馬のハンデ戦「第27回 マーメイドステークス(GⅢ)」が行われた。

先週は、春の混戦重賞の中でも「超大混戦」な難解重賞となった。ユニコーンSは、単勝3.7倍を筆頭に14倍台までに6頭、そしてマーメイドSでは単勝1番人気の6.2倍から14倍までに実に10頭がひしめいた。

ユニコーンSを制したのは7番人気ペイシャエス(菅原明良騎手)で、重賞初勝利。そして2着には9番人気セキフウ、3着にも8番人気バトルクライの連番の法則「同番」高額決着となった。

一方のマーメイドSは、10番人気ウインマイティー(和田竜二騎手)が制し、こちらも重賞初勝利を挙げた。2着に4番人気マリアエレーナ、3着に1番人気ソフトフルートで、連番の法則「一組連番」で決着した。

では先週の結果を振り返ろう。全結果は下表のとおり。

6月18日
-東京阪神函館合計出現率(%)
ALL連番3(1)2(2)0513.9
一組連番7(1)3(1)4(1)1438.9
同番2(2)1(1)2513.9
合計1266--
出現率(%)100.050.050.0--
6月19日
-東京阪神函館合計出現率(%)
ALL連番2(2)3(2)1616.7
一組連番4(1)5(1)6(1)1541.7
同番2(1)1038.3
合計897--
出現率(%)66.775.058.3--
  • ※「同番」「一組連番」、同時に成立(13番→2番→3番 等)は「同番」としてカウント
  • ※( )内は同枠2頭が入った回数

先週から宝塚記念に向けての上半期ラスト2週、西の中央開催が中京から阪神に替わり、東京・阪神・函館の3場開催・計72レース。内訳は、「一組連番」が計29レース、「ALL連番」が計11レース、「同番」が計8レースと先週に続いて「ALL連番」「同番」が爆発。土曜東京での「法則率 100%」を筆頭に2週連続「連番の法則 祭り」と言えた。配当面では「100万超2回、10万超8回」と前週の大爆発回数からは減ったが、それでも大型配当も多く「メインレース10万超・法則高額決着」も復活。土曜東京メインでの100万超1回に加え、日曜2重賞とも10万超の法則決着をみせ、これで「近16週中13週」となった。

「一組連番」は、2週連続で「ALL連番」「同番」の好調出現に押されたため、回数的には「再度致し方なし」といったところ。配当面での高額は、100万超1回、10万超3回の計4回で、内2回はお勧めの「同枠・一組連番」。土曜東京メインのスレイプニルSでは、12頭立てのなか7頭が単勝10倍台までにひしめき、3着に入った6番人気(単勝13.1倍)との「同枠・一組連番」該当10番人気が勝利し、3連複13万、3連単126万決着となった。その他上位人気と2桁人気薄「一組連番」が先週も多くの好配当を演出していた。

「ALL連番」は、前週を凌ぐ「絶好調モード」となった。ただ前週は3場開催すべてで好調であったが、先週は土日とも東京・阪神の中央開催2場に集中出現となった。いずれも2~3回の複数出現した2場で際立ったのが「同枠2頭絡み」。実に2日間2場計10回中7回を占めた。万馬券に届かなかったのは0.9万配当を入れても僅か2回のみ。日曜東京5Rでは、推奨末人気が勝利し、その「同枠2頭絡み」に最低人気3着の「ALL連番」から3連複61万、3連単308万の超大型馬券が飛び出した。「同枠2頭絡み」からの「ALL連番」ならば「ALL連番」の真骨頂・少額投資がより際立つはず。夢馬券への第一歩は、とにかく「相手の人気は見ずに連番を抑える」ことである。

「同番」も前週から2回ほど減ったが計8回で、100万超こそ出なかったが10万超高額配当数ではまさに「同番」真骨頂モードとなった。実に8回中5回の10万超決着をみせ、その内4回は上位人気との2桁人気薄絡み。また「一組連番」との条件重複「同番」が8回中5回、内3回はさらに「同枠・一組連番」からで、購入点数も絞れた中での高配当が目立った。長期好調維持な上に高額配当多数なので、前週記したように「常に抑えるのも『一発回収の一手』」と再度お勧めしておく。

また、上位人気との2桁人気薄絡みが先週も3組すべてやはり多かった。先週の回数は下表の通り。

3組計・推奨5番人気内と2桁人気 回数
東京 阪神 函館
18日(土) 5(3) 0 2(2)
19日(日) 1(1) 2(1) 3(3)
  • ※( )内は1・2番人気と2桁人気
  • ※土曜東京4回中1回は8頭立ての為、1番人気と7番人気を加算
  • ※他に「上位人気と9番人気」も2回あり

先週の「万馬券の宝庫・最終R」は、6回中全6回で「法則決着」。「5回に1回以上の10万超」は、土曜函館「同番」から3連複15万、3連単66万を輩出した。最終Rは「法則」でまだまだ高配当が狙える。