【宝塚記念2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

春のG1戦線のラストを飾る「宝塚記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

タイトルホルダー(牡4、栗田徹厩舎)

6/22(水)美浦・南W(やや重)5F67.7-4F52.3-3F37.4-1F11.2(馬なり)

横山和生騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬アムールマルルーを2馬身追走し、直線は軽く仕掛けられると手応え良く伸びて、ラスト1F11.2の好時計で併入しました。1週前も横山騎手を背に南Wで追われ、6F80.9-1F11.9の好時計をマークして自己ベストを1秒も更新。先週・最終といずれも比較的軽めでしたが時計は出ていますし、難なく折り合って騎手とのコンタクトも良く、軽めの仕掛けでしまいも切れてとバランスが整っています。状態面には一切の不安なくレースを迎えられそうです。

オーソリティ(牡5、木村哲也厩舎)

6/22(水)美浦・南W(やや重)6F85.1-5F68.7-4F53.8-3F39.0-1F11.7(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ナイトフローリックを4馬身後ろに置き、直線は内から迫る相手をしっかりおさえてラスト1F11.7の好時計をマークして併入しました。流す程度で負荷としては軽めでしたが、1週前には南Wで7F96.0-1F11.6と長めやって自己ベストも更新しており、抜群の行きっぷりを見せて併せ馬にも先着と好仕上がりを印象付けています。1週前でも動いていなければ最終は物足りない内容でしたが、この臨戦過程なら問題ないでしょう。前走ドバイ遠征前の国内追い切りの内容も良く、体調面はすこぶる良好と見て良さそうです。

パンサラッサ(牡5、矢作芳人厩舎)

6/22(水)栗東・坂路(不良)4F51.7-3F363.8-2F23.8-1F12.0(馬なり)

栗東坂路で単走。調教では普段から時計を出すタイプで、今回も雨が降る不良馬場を馬なりながら51秒台と好時計をマーク。1週前はCWコースで強めに追われ、6F80.8-1F11.5の好時計をマークし、先行したとは言え一杯に追われた僚馬のステイフーリッシュに1秒以上もの差をつけて先着。全体も自己ベストと同等の時計ですし、ラストも11秒5としまいも脚をしっかり使えており、最後まで集中力を切らさずに走れていました。海外帰り初戦ですが普段通り時計も出して気配は良好。むしろ雨で水を得た魚のように快調に走れていた印象を受けます。ここは万全の状態で臨めそうです。