2015年11月7日(土)東京競馬場5Rメイクデビューにていよいよダイワスカーレット産駒ダイワウィズミーがデビューします。一時期は調教も一切されず、故障の噂もあがっていたところでしたが、ようやく念願のデビューが叶いました。今年は有力馬の故障が相次いでいたために、無事にデビューしてくれるだけでも嬉しいニュースです。また、調教の仕上がりも上々の様子。鞍上には最強騎手の一角デムーロを迎え万全の態勢でのデビューといえます。
デビュー前から注目を浴び、デビューすら危惧されていたわけですから、始まってすらいませんが、終わり良ければ全て良しの精神で、まずは完璧な走りを見せてもらいたいです。とはいえ、ダイワスカーレット産駒は偉大すぎる母の戦績に比べるまでもなく、一般的に見ても優秀な成績を残しているとは言いがたく、ダイワレーヌ、ダイワレジェンド、ダイワミランダと通して重賞未経験。
その中でも比較的成績優秀なダイワレジェンドの全妹ということもあり、ダイワウィズミーには期待している方も多いのではないでしょうか。奇しくも現役時代ライバルだったウオッカも子供に恵まれず未だ産駒の勝利はありません。ちなみにウオッカ3番仔のタニノアーバンシーが11月8日(日)の京都4R未勝利戦にて出走します。
さてダイワウィズミーのデビュー戦です。対抗馬で個人的に注目したいのは、母父が外国馬である出走馬が7頭と割と多い点。その中でも母父Miswakiのシャララです。母父Miswakiと言うと思い浮かぶ競走馬は何がいるでしょうか?私はサイレンススズカを一番にあげたいです。そしてその他にもタイキフォーチュンやザッツプレンティなどG1馬を輩出してはいるのですが、1993年から現在までの累計で未だ309頭しか出走していません。ちなみにディープインパクト産駒は仔の世代だけで2010年から数えてすでに709頭が出走しています。
母父Miswakiの少数精鋭なかんじ、その中にシャララも入れることができれば面白いものになるのではないかと思います。今週の注目の新馬戦でした。ぜひ御覧ください!