昨年、海外馬券発売の第2弾として国内でも発売されたメルボルンカップに、今年も日本馬が登録しました。
登録したのはアルバート(牡6、堀宣行厩舎)。アルバートにとっては初の海外遠征となりますが、ステイヤーズSを連覇し、今年のダイヤモンドSも制し、3000m以上の成績は「3-0-0-2」と長距離適性が高い馬です。
昨年は平田修厩舎のカレンミロティックが唯一の日本馬として出走し、好スタートから3番手で先行する積極的な競馬を見せてくれましたが、最後はスタミナ切れでズルズルと後退し、結果はブービーとなる23着に敗れました。
日本馬の挑戦は今年で9頭目になり、過去にはアドマイヤラクティやフェイムゲームなど日本馬が現地で1番人気に推されることも少なくないのですが、いずれも二桁着順に敗れる結果となっております。2006年にはデルタブルースが優勝し、さらにポップロックが2着に入着し、日本馬のワンツーフィニッシュとなりましたが、それ以降日本馬は馬券に絡むことができておりません。
長距離実績からアルバートにもある程度人気が集まることになりそうですが、デルタブルース以来の勝利を挙げることはできるのか?レースはまだ2ヶ月先ですが、今からレースが楽しみです。
メルボルンカップは毎年11月の第1火曜日にオーストラリア・メルボルンのフレミントン競馬場の芝3200メートルで行われる競馬の競走で、「南半球最大のレース」とも言われております。今年は11月7日(火)に開催予定となっております。