ブランボヌール引退、米国で繁殖入り

先週のキーンランドカップに出走したブランボヌール(牝4、中竹和也厩舎)が現役を引退し、米国で繁殖入りすることが本日明らかとなりました。

ブランボヌールは2015年6月に函館でデビューし、2戦目の函館2歳Sを優勝し重賞初制覇&2連勝を達成。その後のファンタジーSでも3着、暮れの阪神ジュベナイルフィリーズでも3着に入着し、2歳の年は順調な滑り出しを見せました。

3歳は桜花賞(8着)、NHKマイルC(6着)とG1戦線では苦戦しますが、距離を短縮して挑んだキーンランドカップでは見事に優勝を果たし重賞2勝目を達成します。先週連覇に挑んだキーンランドカップでは11着に敗れましたが、レース中に鼻出血を発症しながらも無事に完走する不屈の闘志を見せてくれました。現在状態は良好で、今後は空胎のまま米国に渡って繁殖入りする予定となっております。

ブランボヌールは父ディープインパクト、母ルシュクル、母父サクラバクシンオーという血統。通算成績は12戦3勝。主な勝ち鞍は'15年函館2歳S(G3)、'16年キーンランドカップ(G3)。ブランボヌール号、お疲れ様でした。