【ラジオNIKKEI賞2022予想】3歳初のハンデ重賞!サトノヘリオスやボーンディスウェイなど出走予定馬を考察

今週からは福島競馬が開幕。開幕週を飾る重賞は3歳馬ハンデ重賞「ラジオNIKKEI賞」です。3歳限定の重賞でただ一つのハンデ戦という珍しい条件の中、例年様々な路線から色んなメンバーが出走するため、メンバー構成もレースの予想も難解な一戦として知られております。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

サトノヘリオス(牡3、友道康夫厩舎)

前走の皐月賞・17着から巻き返しを狙うサトノヘリオス。大きく順位を落としましたが、崩れたのはホープフルSの13着と前走の皐月賞のG1・2戦のみ。昨年は未勝利、エリカ賞と連続レコードで勝利しており、2走前のスプリングSでは3着と、G1の厚い壁に阻まれていますが、G3戦のここでは上位の実績となります。また、前走は道中で折り合いを欠く場面も見られ、距離が長すぎた印象も。スプリングSと同じ距離の1800mなら改めてスピードを活かせるでしょう。

ボーンディスウェイ(牡3、牧光二厩舎)

皐月賞・14着から巻き返しを狙うボーンディスウェイ。前走は大敗を喫しましたが、ホープフルS・5着、弥生賞・3着と高いレベルで上位争いを演じている1頭です。また、外枠有利な馬場を内目から先行する勝ちに行く競馬を展開してのもので、悲観する必要は無いでしょう。福島コースは勝ちきれていないものの、2戦して2着1回、3着1回と安定しており、先行力が生きる小回り1800mなら巻き返しの可能性は十分あるでしょう。

ベジャール(牡3、田中博康厩舎)

前走の毎日杯・2着のベジャール。スタートはひと息でしたが、2番手まで押し上げ、好位からの競馬を展開しての2着と、スローの流れが味方したものの好内容の競馬を披露してくれました。大型馬で先行力もあり、前走も勝負どころで他馬がまくってきても全く動じることなく自分の競馬ができています。福島コースは初となりますが、阪神1800mの前走の内容からも、舞台適性は高そうです。