夏の新潟競馬ラストを飾るのは波乱含みのハンデ重賞「新潟記念」です。毎年波乱が目立つイメージのレースですが、昨年は上位人気の決着で配当的に落ち着いたものとなりました。メンバーが混戦となりやすく、ハンデ戦ということもあって予想が難しいレースですが、何とか的中させて気持ちよく新潟競馬を締めたいところです。

今回本命馬として注目させていただいているのはマイネルフロストです。2014年の毎日杯を優勝してからは重賞ではいまいち活躍しきれておりませんでしたが、今年は春の新潟大賞典で2着に入着すると、続く鳴尾記念で3着、七夕賞で2着と夏の2戦も好走し、3戦連続で馬券圏内と好調です。

ブリンカーの効果もあってかここへきてまた調子を取り戻してきております。スローの先行だけでなくペースに左右されない確かな脚も出しており、同条件の新潟大賞典で好走していることからも、ここで2つ目の重賞制覇達成ということもありそうです。

対抗馬として注目しているのはトーセンバジルです。春の天皇賞ぶりとなりますが、これまで戦ってきた相手を考えると与しやすいメンバーに変わります。左回りのコースも得意で良績を挙げてきておりますし、流れた中でも脚を使ってこれておりますし、何よりバラけやすい新潟の舞台は揉まれにくさなどがあるこの馬にとっては絶好の舞台となるでしょう。対抗としては申し分ない馬だと思います。

単穴で注目しているのはロイカバードです。前走1600万下の佐渡ステークスで2着に入着し、今回は格上挑戦となります。マイルを使っておりましたが、前走は距離延長の2000mで強い競馬を見せてくれました。新潟の2000mが嵌ればかなり強い競馬をしてくれる可能性はあると思います。

最後は、連下にハッピーモーメントを選びました。前走は目黒記念で3着に入着。先行しながらも速い上がりを出せる点は魅力的ですし、東京での実績、中堅どころも撃破してきているので、人気薄となりそうな今回は狙い目です。

以上、新潟記念の予想になります。ということで今年の新潟記念は、本命はマイネルフロスト、対抗馬にトーセンバジル、単穴にロイカバード、連下ハッピーモーメントという予想をもとに馬券を組んで勝負させていただきたいと思います。それでは、皆さんの馬券の健闘を祈ります！