【プロキオンS予想2022】激走期待の穴馬は?好条件で臨めるリピーターに注目

小倉競馬の日曜メインはダートG3「プロキオンS」。鳴尾記念を逃げ切り、宝塚記念も逃げて2着に粘ったユニコーンライオンや、前走の吾妻小富士Sを好位から押し切ったラーゴムなど有力な先行勢が揃っているが、展開の鍵を握る1頭として最も注目したいのは、昨年のプロキオンSを逃げて3着に粘ったメイショウウズマサだ。

オープン昇級後の10戦中7戦でハナを切っている徹底先行タイプで、今回も昨年同様積極策が予想される。

アハルテケSからのローテーションは昨年と全く同じで、輸送も問題なし。また、斤量も前走の59kgからマイナス3kgと条件は好転。小倉の舞台は昨年も経験しており、雨で重馬場となった昨年同様、今年も週中続いた雨の影響を受けそうで、軽いダートで走れる可能性が高そうだ。

1400m戦を主戦場としており短距離路線でも目を見張るレースぶりではあったものの、マイルのアハルテケSでの好走ぶりからも、距離を延ばしてパフォーマンスを上げてきたのは好材料。例年の1400mではなく1700mで行われる点はむしろ好都合と言える。

昨年は12番人気と人気薄の逃げで穴をあけており、マークが薄かったことも功を奏した。昨年よりはある程度人気を集めそうだが、今年も前評判はそこまでで、おそらく今年も穴目の存在となるだろう。今年もマークの少ない立場で逃げれる態勢が整っており、馬場や臨戦過程の良さを見ればチャンスは十分あると考えた方が妥当だろう。

同レースは昨年三連単で194万、一昨年82万と近年はとくに荒れており、穴馬の選出は必須。昨年同様の好条件で臨めるメイショウウズマサは、おさえておいた方が良いかもしれない。