今月10日に実施された騎手のドーピング検査で、対象薬物として指定されている利尿剤の「フロセミド」が木幡育也騎手(18、美浦・藤沢和雄厩舎)から検出されたとして、JRAは14日から10月13日までの30日間、木幡騎手に騎乗停止処分を発表した。
木幡騎手は以前にも利尿剤を服用したことがありますが、落馬の影響で出たむくみを取るため、事前に申告をして服用をしておりました。今回は医師から処方された薬物ではなく、母親が用意したものを服用し、さらに事前の申告も怠っていたということも相まって騎乗停止処分という結果となってしまいました。
JRAでの禁止薬物による騎乗停止は今回が2例目となります。昨年2月に、短期免許で来日していたL.コントレラス騎手から強い鎮痛効果があるオキシコドンが検出され、30日間の騎乗停止と、5年間の短期免許交付停止の処分が出された以来となります。