【エルムステークス予想2022】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

札幌の1700mで行われるダートG3「エルムS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

オメガレインボー(牡6、安田翔伍厩舎)

8/3(水)札幌・ダート(やや重)6F86.3-5F69.8-4F54.4-3F39.9-1F12.6(馬なり)

横山和生騎手を背に札幌ダートで単走。終始馬なりで軽めの内容でしたが、折り合い重視でリズム良く運び、安定した脚さばきでバランスの良いラップをマーク。軽く促された直線での反応も良く、馬が気分良く走れていた印象を受けます。1週前も横山騎手を背に札幌ダートで一杯に追われ、6F83.3-1F11.7の好時計をマーク。昨年の同レースでは函館のウッドで追われましたが、今年は広い札幌コースでの調教ということで馬もリズムを取りやすそうでしたし、手前替えもこの馬としては非常にスムーズでした。好仕上がりにあると見てよいでしょう。

ロードエクレール(牡4、斎藤誠厩舎)

8/3(水)札幌・ダート(やや重)6F83.9-5F68.1-4F53.3-3F39.2-1F12.9(馬なり)

札幌ダートで単走。僚馬フルデプスリーダーを2馬身追走し、直線で内から並びかけると、ゴールまで馬体を合わせたまま併入しました。先行していたフルデプスリーダーが直線しぶとく粘って交わし切ることが出来ませんでしたが、手応えの良さや脚色の良さはロードエクレールが上回っていました。前走は中1週、今回も中3週とコンスタントに使われていますが、ハミを取って抵抗する相手に楽に併入できており、疲れは全く見られません。近走の着順からも好調ぶりは明白です。

ヒストリーメイカー(牡8、新谷功一厩舎)

8/3(水)札幌・ダート(やや重)5F70.6-4F54.1-3F39.3-1F11.6(馬なり)

小沢大仁騎手を背に札幌ダートで2頭併せ。僚馬グランブリッジの外を2馬身先行し、直線では相手が内から手応え良く伸びてきましたが、脚色を上げてしっかりおさえて併入しました。序盤から安定感のあるフットワークで、直線も相手に迫られてもリズムを乱すこと無く駆け抜けました。1週前もダートコースで2頭併せを行い、5F66.9-1F12.0の好時計をマークして併入。8歳で今年もすでに6戦目と使われていますが、衰えを感じさせず気配の良さが目立ちます。前走の調教は強調材料の少ない内容でしたが、それでも結果は14番人気の低評価を覆して2着に好走。掴みどころのないところがありますが、気配自体は確実に前走から上向いています。