10月1日(日)はいよいよ秋のG1シリーズ第1弾、スプリンターズステークスが開催されます。今年もなかなか興味深いメンバーが揃いました。連覇を目指すレッドファルクス、前哨戦のセントウルステークスを勝ち上がったファインニードル、春秋スプリントG1制覇を目指すセイウンコウセイ、高松宮記念2着のレッツゴードンキなど、短距離界の精鋭たちが揃いました。
昨年1番人気に推されたビッグアーサーも9ヶ月ぶりにターフへ戻ってくるということで注目は集まりますが、現状では高松宮記念3着、スプリングC1着とスプリント路線で安定した走りを見せているレッドファルクスが中心と見て良いでしょう。距離を伸ばして挑戦した安田記念でも3着と健闘しており、マイルでも問題なく走れることを証明しました。6歳になってもまだまだ伸びしろはありそうです。
侮れない夏稼働組!
夏は休んで秋はぶっつけでこのレースの連覇を狙うレッドファルクスに対し、セントウルステークスを優勝し本競走への切符を手に入れたファインニードル、そのファインニードルの2着に入着したラインミーティア、北九州記念を制したダイアナヘイローなど、夏場は稼働していた馬たちが連覇の行く手を阻みます。
スプリンターズステークスや高松宮記念で実績を残してきたレッドファルクスの功績も素晴らしいですが、最強スプリンターと呼ばれたロードカナロアが4歳時に夏場を使われ成長してきたように、夏競馬でメキメキと実力をつけてきた今年のスプリンター達も決して侮れません。昨年は高松宮記念をレコード勝ちし、スプリント界に新スター誕生を予感させたビッグアーサーも虎視眈々と王座奪還を狙います。
停滞気味と言われるスプリント戦線に新たな波を起こす馬は果たしているのか?今年も秋のスプリント王の座を巡って、熱く激しい戦いが見られることでしょう!