【東スポ杯2歳S】少頭数?少数精鋭?注目の実力2歳馬集まる!

2015年11月23日(月)変速開催となる東京スポーツ杯2歳ステークス。今年の出走予定馬は現段階で11頭と少頭数。寂しい限りではありますが、少数であれどレースをするのに不備はありません。むしろ頭数が少ないほうが勝負のアヤによる決着が薄れ、実力通りの展開となりやすいという見方もできます。

そして少頭数でも問題ないのが今回出馬登録している2歳馬にタレントが揃っている点があげられるでしょう。11頭とはいえ、十分に見応えのある競走馬がエントリーしてくれています。

まずその筆頭としてご紹介したいのがプロディガルサンです。デビュー前からディープ×StormCatのニックスでもあり、全兄にリアルスティールもいる良血馬として注目を集めていましたが、いざデビューし走ってみればその素質自体も評価されている馬です。今年は注目の血統馬が順当に活躍を重ねていっている、そんな印象があります。すでにOP芙蓉ステークスを勝利していますが、重賞は今回が初。流れに乗ってクラシック戦線へひとつ大きなアピールをしてもらいたいです。

そしてOP勝ちを収めているのはプロディガルサンのみではありません。その他にマイネルラフレシア、ロスカボスの2頭が既にOPを勝って東京スポーツ杯2歳Sへとコマを進めてきました。マイネルラフレシアはデビュー戦もアイビーSもどちらも4番人気での優勝となりましたが、今回はもうすこし人気を集めることでしょう。人気を集めたら勝てない、と言われてしまわないようにここでもうひと踏ん張り頑張りたいところ。そしてロスカボス、デビュー戦では秋華賞馬ブラックエンブレムの産駒アストラエンブレムとの対戦とあり、2番人気となりましたが、見事な勝利を見せ、続く野路菊Sでは1番人気となり優勝。2着馬のブラックスピネルも後に萩Sを勝利した素質馬であり、実力は折り紙つき。

以上の3頭が現段階で頭一つ抜け出し有利をとっていますが、穴として注目しているのはハレルヤボーイです。ハレルヤボーイ前走はサウジアラビアRCでしたが、優勝馬ブレイブスマッシュと併せて父トーセンファントムの地位を押し上げた感じが印象的でした。既に軽く注目の種牡馬となってきているトーセンファントムですがここでハレルヤボーイも結果を出すようであれば評価はうなぎ登り間違い無し。今からこの血統に注目をしておくのも悪く無いのではないでしょうか?