世界的な高級リゾート地ドーヴィルを拠点とするフランスのセリ会社「アルカナ社」が主宰する「ドーヴィル1歳セール」が13日に開催をスタートした。
最終日となる15日に、父Siyouni、母Starlet's Sisterの良血馬がモンソー牧場から上場し、日本の矢作芳人調教師がこれを210万ユーロ(約2億8762万円)で落札。同額は同セール最高額となる金額で、米競馬メディア「サラブレッド・デイリー・ニュース」が堂々と報じた。
父Siyouniは2020年の凱旋門賞などG1を3勝したソットサスの他、昨年の欧州年度代表馬セントマークスバシリカや2018年の仏オークスなどG1を6勝した名牝ローレンスなどを送り出している名種牡馬で、セール前から注目を集めていた。