【札幌記念2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

夏の北海道シリーズ唯一のG2「札幌記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ソダシ(牝4、須貝尚介厩舎)

8/17(水)函館・芝(やや重)4F50.1-3F36.4-1F11.3(馬なり)

吉田隼人騎手を背に函館芝コースで3頭併せ。僚馬エルデストサンとブライトサインを追走し、4コーナーで前の2頭が並ぶと、後ろでしっかり我慢し、直線は外に出されて馬なりのまま一気に2頭を交わして2馬身先着しました。無理に追うこともなく、しっかり折り合って直線も鞍上の指示に鋭く応えて抜け出してと文句なしの内容でした。時計も馬なりながらも自己ベストと同等の時計をマークしており、時計・動きともに上々です。1週前も函館の芝コースを4F51.9-1F11.7と楽に好時計をマークしており、中間も順調。仕上がりは万全と見て良いでしょう。

パンサラッサ(牡5、矢作芳人厩舎)

8/17(水)函館・芝(やや重)4F51.8-3F37.5-1F11.4(馬なり)

函館の芝コースを単走。序盤はゆったりと進め、我慢を利かせながら徐々にペースを上げていくと、ラスト1F11秒4と鋭く伸びてゴールしました。終始馬なりの軽めの内容でしたが、折り合いもスムーズで全体時計も優秀です。1週前には不良の芝コースで強めに追われ、5F64.1-1F11秒7の好時計をマークしてライバルとなる僚馬ユニコーンライオンを2馬身追走し1馬身先着と、しっかり負荷もかけられています。不良馬場でも4Fは50秒を切る時計で、直線もラスト1F11秒7の脚で重賞馬のユニコーンライオンを楽に圧倒。絶好の仕上がりと見て良いでしょう。

ウインマリリン(牝5、手塚貴久厩舎)

8/17(水)札幌・芝(重)5F64.8-4F49.7-3F35.9-1F11.7(馬なり)

松岡正海騎手を背に札幌の芝コースで単走。序盤はゆったりと入り、しまい重点に追われるとラスト1Fは11.7をマーク。前半は折り合いに専念してリラックスした走りで、コーナーから直線へかけて動かしていくと、クビの動き、手前替えは非常にスムーズ。鞍上のゴーサインにも鋭く反応しており、重い馬場でもしっかりと地面を掴んだ力強いフットワークで伸びました。レース後に右肘へ反動が出やすい体質ということで宝塚記念のダメージが懸念されていましたが、絶好の動きから不安は全く感じられません。力を出せる態勢と見て間違いないでしょう。