【小倉サマージャンプ予想2022】真夏の障害重賞!アサクサゲンキやポルトラーノなど出走予定馬を考察

小倉競馬の土曜の重賞は「小倉サマージャンプ」が行われます。ダートコースの内側にある障害コース及び襷コースを使用して行われるレースです。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

アサクサゲンキ(セ7、音無秀孝厩舎)

昨年の小倉サマージャンプの覇者アサクサゲンキは連覇を狙って今年も参戦。以降は勝ち星から遠ざかっていますが、小倉障害は4戦3勝、2着1回と好成績で、久々のベスト舞台となるここは巻き返しの期待十分でしょう。2歳時には小倉2歳Sも勝っており、平地力もメンバー上位。鞍上は先週障害100勝を達成した石神深一騎手で、勝てば障害重賞が行われているJRA全7場重賞制覇、ならびに障害重賞全10競走のフルコンプリートとなります。名手の手綱さばきにも期待です。

ポルトラーノ(セ6、萩原清厩舎)

前走京都ハイジャンプ・3着のポルトラーノ。2走前は今回と同舞台となる小倉の障害3390mのオープン戦で3着に好走しており、実績は上位。前走も重賞・距離とも初挑戦でしたが、そんな中でも番手から先行して、ラストもメンバー上がり2位の13秒3の末脚を繰り出してと、好内容の競馬を披露してくれました。平地時代から前進気勢が強すぎる傾向がある馬ですが、タフな馬場だと折り合う傾向があり、今の小倉の馬場も合いそうな気配です。

サトノパシュート(牡5、高橋康之厩舎)

前走で今回と同舞台となる小倉の障害3390mを勝ち、初の障害オープン勝ちを果たしたサトノパシュート。芝でもダートでも勝っており、前走も重馬場の小倉をメンバー上がり最速の13秒3をマークして差し切って快勝。また、スタート後は下がって絶望的な位置からの競馬となってしまいましたが、3コーナーあたりから一気に動いて内から長く良い脚を使って差し切る強い勝ちっぷりでした。しまいの脚はここでも通用しそうな気配十分で、位置取りさえもう少し前目ならあっさり勝っても驚けないでしょう。