今年の浜中俊騎手は絶好調です。デビューから手塩にかけたミッキークイーンが桜花賞除外からまさかのオークス、秋華賞の2冠を達成したかと思えば、その話題も冷めやらないうちに中一週で次はラブリーデイにテン乗りで天皇賞（秋）の優勝を果たしてしまいました。

そして今回2015年第32回マイルチャンピオンシップではロゴタイプにテン乗りで挑みます。ロゴタイプは勝利から遠ざかってからはや2年半が経過します。最後に勝利したのが皐月賞。その前に朝日杯FSも勝利し、続いて皐月賞優勝という輝かしい道はそれからパッタリと途絶えてしまいました。

特に4歳時に遠征したドバイ以降は全く馬券に絡めずにシンドい一年間だったと思いますが、今年の初頭中山金杯では優勝こそ逃したもののラブリーデイの2着。今をときめくラブリーデイの連勝の始まりの瞬間ですから、当時はラブリーデイごときに敗れるとはロゴタイプ本格的に終わったな、という感触だったかもしれませんが、今思えば金杯がロゴタイプ復権の兆しだったのです。

その証拠に、昨年1年間は掲示板すら逃しっぱなしだったものが、今年の戦績は[0-2-1-3]、掲示板を逃したのも1度切りとアベレージで見るとだいぶ回復してきています。鞍上はデムーロ兄弟、福永祐一と経てきました。そこへ来て今一番G1でモッテいる男、浜中が初騎乗。これは期待せざるを得ません。