カレンブラックヒル引退、北海道で種牡馬に

2012年のNHKマイルカップ(G1)を優勝したカレンブラックヒル(牡6)が、11月26日(木)付で競走馬登録を抹消したとJRAから発表があった。

カレンブラックヒルは平田修厩舎に所属する関西馬。父ダイワメジャー、母チャールストンハーバーの血統。デビューしてから3戦目にしてニュージーランドT(G2)で初の重賞制覇を達成し、その後もNHKマイルカップ(G1)、毎日王冠(G2)と次々に重賞を優勝し、デビューから負けなしの5連勝を果たして一躍その名を轟かせた。しかしその後はダートのG1フェブラリーステークスに挑戦するなどしてから低迷の時期が続く。そんな中でも2014年のダービー卿チャレンジトロフィー(G3)や、2015年の小倉大賞典(G3)を優勝するなどして重賞勝利を積み重ねていった馬主孝行な馬である。
通算成績は22戦7勝。今月22日に京都で開催された第32回マイルチャンピオンシップ(G1、13着)が引退レースとなった。

今後は北海道の新冠郡新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬となる予定。怪我なく無事に競走馬人生を走り抜けてくれて何よりである。これからは新たに種牡馬としての成功を願っている。