10月29日から12月25日の期間で短期騎手免許を取得し、天皇賞(秋)でもジオグリフとコンビを組む予定がたっていたC.スミヨン騎手の来日プランが白紙となった。先月30日、同騎手は仏サンクルー競馬場で行われたトーマスブライアン賞で、R.ライアン騎手に肘打ちをして落馬させ、60日間の騎乗停止処分を科されていた。この一件を問題視したアガ・カーンスタッドは、スミヨン騎手との主戦騎乗契約を解除することを発表した。
日本競馬や香港競馬の競馬情報メディア「Asian Racing Report」は11日、騎乗停止処分を受けたスミヨン騎手に代わり、D.レーン騎手が来日してJRAで騎乗する予定であることを発表した。11月12日から騎乗する予定で、チャンピオンズCが行われる週の12月4日までの期間で免許を取得する予定。騎乗予定馬はまだ決まっていないが、期間中にはエリザベス女王杯、マイルCS、ジャパンC、チャンピオンズCが行われる。