【JBCスプリント予想2022】秋の短距離ダート王決定戦!レッドルゼルやダンシングプリンスなど出走予定馬を考察

3日は秋の短距離ダート王を決める一戦「JBCスプリント」が開催。中央・地方問わず有力馬が多数参戦する注目の一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

レッドルゼル(牡6、安田隆行厩舎)

昨年の同レースの覇者、レッドルゼルは連覇を狙って今年も参戦。今年初戦のフェブラリーSは馬群の中で窮屈な競馬を強いられたことも影響してか、6着に敗退。その後は昨年2着だったドバイゴールデンシャヒーンに今年も出走し、再び2着。秋初戦の前走、東京盃競走ではテイエムサウスダンやオーロラテソーロら強敵を降して快勝し、前哨戦をしっかり勝ち切る競馬で状態は万全です。ダート1200mは【3-4-1-0】と好成績で、短距離ダート王にふさわしい成績。連覇の可能性は十分でしょう。

ダンシングプリンス(牡6、宮田敬介厩舎)

前走のクラスターC・4着から参戦するダンシングプリンス。前走の4着で重賞連勝は3でストップしましたが、ダートは13戦10勝と好成績で、前走以前はリヤドダートスプリント、北海道スプリント、カペラSと重賞で3連勝を収め、短距離ダートにシフトしてから飛ぶ鳥を落とす勢いで快進撃を続けています。そのほとんどが逃げか番手からの前々の競馬で、類稀なるスピードが大きな武器。前走はスタート直後に躓いた影響もあり流れに乗れず、デキ落ちではありません。ここもスムーズにハナを切れれば残してくる可能性は高そうです。

リュウノユキナ(牡7、小野次郎厩舎)

昨年の5着馬、リュウノユキナは昨年の雪辱を果たすべく参戦。今年はダート1200m戦を4戦して2着3回、3着1回でオール馬券圏内。勝利こそつかめていませんが、勝ち馬と差のない争いができており安定感は抜群です。昨年のクラスターCは1着、今年も2着と盛岡の1200mはオール連対と高い舞台適性を示している点も好材料です。古豪といえまだまだパワフルな走りで常に善戦してくれる馬で、ここも上位争いに絡んでくる気配は十分。今年の東京スプリント競走(2着)でコンビを組んだ横山武史騎手と再タッグを組んで昨年の雪辱を狙います。