アルゼンチン共和国杯(2022)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

今週は秋の東京の名物ハンデ競走「アルゼンチン共和国杯」です。ステイヤーたちが一同に集う権威ある重賞で、ここをステップにジャパンカップや有馬記念へ向かう馬も少なくありません。過去にはシュヴァルグラン、スワーヴリチャード、ゴールドアクターと言ったG1馬も輩出しており、出世レースとしても注目度の高い一戦です。ということで、今回は過去10年間のデータをもとにアルゼンチン共和国杯の傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が好成績、堅実決着傾向かなり強め

人気は「2番人気」が最多の4勝を挙げており、連対数は「4番人気」が最多、3着内の回数は「3番人気」が最多となっています。勝ち馬は10頭中9頭が「3番人気以内」から出ており、「3番人気」は複勝率が90%と好走率が高く、上位人気は堅実です。下位人気を見ますと「10番人気以下」は3着が1回のみと大穴の好走は少ないですが、「6~9番人気」は2・3着内が2回ずつとなっており、勝ち馬こそ少ないもののこのあたりが2・3着に絡んでくることが目立っています。3連単で10万馬券以上は1回のみと波乱は少なく、堅実決着傾向がかなり強いレースと言って良いでしょう。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 3 1 1 5
2番人気 4 0 0 6
3番人気 2 1 6 1
4番人気 0 5 0 5
5番人気 0 1 0 9
6~9番人気 1 2 2 35
10番人気以下~ 0 0 1 67
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
2.0~2.9倍 2 0 1 1
3.0~3.9倍 3 1 0 3
4.0~4.9倍 3 1 2 5
5.0~6.9倍 1 2 1 3
7.0~9.9倍 0 2 3 7
10.0~14.9倍 1 2 1 12
15.0~19.9倍 0 1 0 11
20.0~29.9倍 0 1 1 15
30.0~49.9倍 0 0 0 20
50.0~99.9倍 0 0 1 24
100.0倍以上 0 0 0 27
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2012 1,870 円 12,740 円
2013 12,060 円 71,300 円
2014 2,590 円 14,480 円
2015 2,150 円 14,570 円
2016 2,140 円 8,290 円
2017 2,250 円 12,060 円
2018 1,910 円 49,460 円
2019 5,590 円 23,070 円
2020 9,590 円 202,520 円
2021 2,060 円 10,930 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 テーオーロイヤル 2.2
2 キラーアビリティ 3.4
3 ヒートオンビート 5.9
4 シルヴァーソニック 7.9
5 ボスジラ 13.3
6 ハーツイストワール 20.4
7 ユーキャンスマイル 27.4
8 ディアマンミノル 30.3
9 マイネルファンロン 34.6
10 アフリカンゴールド 42.0
11 ブレークアップ 55.6
12 ラストドラフト 61.2
13 カントル 67.5
14 ダンディズム 74.1
15 キングオブドラゴン 81.6
16 アドマイヤアルバ 102.2
17 レインカルナティオ 112.3
18 コトブキテティス 188.7
19 トラストケンシン 214.3
20 サクラアリュール 225.5
21 レッドサイオン 236.9
22 プレシャスブルー 281.7

■「6枠」が好成績&脚質はフラットな傾向

コースは東京競馬場の芝2500mを使用。枠は「6枠」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。どの枠も比較的好走しており、極端な傾向な見られませんが、「6枠」は好走率ベースでも全てトップと好成績です。

脚質は「先行」と「差し」がいずれも5勝を挙げており、先行・差しに差はありません。極端な傾向は見られず、フラットな傾向となっています。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 1 2 12
2枠 2 1 2 13
3枠 1 1 1 15
4枠 0 2 0 17
5枠 2 1 2 15
6枠 3 1 1 15
7枠 1 2 1 20
8枠 1 1 1 21
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 0 0 10
先行 5 3 3 29
差し 5 6 5 44
追い込み 0 1 2 45

■ハンデが「56kg」の馬に注目

ハンデは、最多の6勝を挙げ、連対数が最多の「56kg」に注目です。馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数も最多の「-3~+3kg」に注目です。

ハンデデータ
ハンデ 1着 2着 3着 4着以下
~50kg 0 0 0 4
51kg 0 0 1 5
52kg 0 0 1 4
53kg 0 1 0 15
54kg 1 0 1 26
55kg 0 4 6 26
56kg 6 3 0 20
56.5kg 0 0 0 1
57kg 1 1 0 15
57.5kg 1 1 1 1
58kg 1 0 0 8
58.5kg 0 0 0 2
59kg~ 0 0 0 1
馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 1 0 1 13
-9~-4kg 0 3 2 36
-3~+3kg 4 4 3 47
+4~+9kg 2 1 4 29
+10~+19kg 3 2 0 3
今回減 2 3 5 67
同体重 0 3 1 17
今回増 8 4 4 44

[該当馬] ハンデが56キロの馬

  • マイネルファンロン
  • ラストドラフト

■「4歳」が好成績

年齢は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「4歳」に注目です。性別は3着内に入った30頭中28頭が「牡馬」となっており、牡馬が中心となります。所属は「栗東」と「美浦」が5勝ずつを挙げており、東西で差はありません。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 2 0 2 0
4歳 5 4 4 24
5歳 1 5 4 40
6歳 2 1 0 31
7歳 0 0 0 15
8歳以上 0 0 0 18
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 10 10 8 115
牝馬 0 0 0 3
セン馬 0 0 2 10
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 5 4 5 60
栗東 5 6 5 68

[該当馬] 4歳馬

  • テーオーロイヤル
  • ブレークアップ

■前走レースが「オールカマー」だった馬に注目

前走レースは、2勝を挙げ、連対数が最多の「オールカマー」が参考レースとしての重要度が高そうです。前走着順はどの着順もまんべんなく好走しており、「6着以下」に敗れた馬も4勝を挙げるなど大敗馬の巻き返しも目立っています。前走着順についてはフラットな目線で予想したいと思います。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
産経賞オールカマー 2 2 1 17
宝塚記念 2 0 0 4
オクトーバーステークス 1 1 0 6
天皇賞(春) 1 1 0 4
アイルランドトロフィー 1 0 1 5
東京優駿 1 0 1 0
目黒記念 1 0 0 6
テレビ東京杯青葉賞 1 0 0 0
六社ステークス 0 2 2 3
札幌記念 0 1 1 0
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 4 1 1 8
G2 4 4 2 53
G3 0 0 1 14
リステッド/オープン 1 2 1 37
3勝クラス 1 3 4 15
2勝クラス 0 0 1 1
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 2 2 5 15
2着 1 0 0 6
3着 0 3 2 7
4着 2 2 0 10
5着 1 0 0 10
6~9着 3 3 2 41
10着以下~ 1 0 1 39

[該当馬] 前走がオールカマーだった馬

  • テーオーロイヤル(5着)
  • アドマイヤアルバ(12着)

■騎手は「C.ルメール」に注目

騎手は「C.ルメール」と「横山典弘」の2名が2勝ずつを挙げていますが、今年は横山騎手の騎乗予定が無いため、騎乗予定があるルメール騎手に注目したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
C.ルメール 2 0 1 1
横山典弘 2 0 0 3
戸崎圭太 1 3 1 2
M.デムーロ 1 1 1 1
福永祐一 1 1 0 1
北村宏司 1 0 1 5
吉田隼人 1 0 0 1
C.オドノヒュー 1 0 0 1
内田博幸 0 1 1 3
蛯名正義 0 1 0 5

[該当馬] C.ルメール騎手の騎乗予定馬

  • ボスジラ