【JBCクラシック予想2022】2年連続で地方馬Vなるか?地元勢の最右翼はこの馬だ!

古馬ダート中距離路線の王者決定戦「JBCクラシック」がいよいよ3日、盛岡競馬場で開催だ。これまでJRA勢が幅を利かせてきた同レースだが、昨年は地方馬ミューチャリーが優勝し、これまで地方馬が一度も勝てなかったJBCクラシックの歴史で、21回目にしてようやく地方馬に軍配にあげた。

今年もテーオーケインズ、メイショウハリオ、クラウンプライドといった有力JRA重賞馬達が顔を揃えたJBCクラシックだが、果たして地方馬は昨年の良い流れを途切れさすことなく勝ち切ることはできるのか?

地方勢の最右翼は、日本テレビ盃を快勝し重賞初制覇を果たしたフィールドセンスか。レースはサルサディオーネがハナを切って逃げ粘る展開。好位から進めたUAEダービー馬のクラウンプライドが直線で先頭に変わって押し切るかのように思えたが、大外からフィールドセンスが豪快に差し切り、有力JRA勢を降して快勝した。日本テレビ盃の船橋勢の勝利は2010年のフリオーソ以来12年ぶりで、前哨戦で地方勢の底力を示すかたちで本番へ良い弾みを付けたのは好材料だ。

春までJRAに所属しておりオープンクラスで苦戦が続いていたが、地方へ移籍3戦目でスパーキングサマーカップに続き重賞連勝と、移籍後は好調に実績を積み重ねている。馬体重もJRAにいた頃よりもだいぶシェイプアップした様子で、550~60kgあたりでレースに臨むことが多かったが、近2戦は530kg台でいずれもメンバー上がり最速の脚をマーク。前走は序盤中団後方で脚を温存し、前がやりあう流れで徐々にペースも上がってと展開の恩恵もあったのは確かだが、差し・追い込みが決まる盛岡競馬場なら前走のように脚を溜めることが出来れば好勝負が可能だろう。

問題は”距離”だろう。JRA所属時代も含めて2000mという距離は経験したことなく、今回が初となる。盛岡競馬場は地方競馬場の中でも随一の高低差を誇る競馬場で、平坦コースが多い他の競馬場と違い直線にも上り坂がある。初の2000mで高低差もあるタフなコースとなれば、適性面で苦労する可能性もあるだろう。JRA所属時代に東京や阪神といった急坂のあるコースで勝利経験があるので、坂のあるコースがダメというわけではなさそうだが、2000mのいう距離で果たしてもつのかどうか。前走は高低差はないが船橋競馬場の1800mで勝負根性は見せているので、距離だけで評価を落とすのも早計に思える。

今回も集まったJRA勢のレベルを考えれば、伏兵的な立場での参戦は濃厚。前哨戦でJRA勢を降して弾みを付けた地方の伏兵が、今年もあっと言わせるレースを見せてくれるのか。8歳ながら充実ぶりが顕著なフィールドセンスの走りに注目だ。