年末は将来が期待される2歳馬によって行われるG1「ホープフルステークス」が開催されるが、将来が期待されているのは何も馬だけではない。12月27日(水)に大井競馬場、12月28日(木)に中山競馬場で行われる「2017ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド」に、若き14名のジョッキー達が出場することが決定した。
ヤングジョッキーズシリーズ(通称YJS)とは、中央競馬所属および地方競馬所属の見習騎手によるシリーズ競走で、「若い才能が、技を競い、成長を競い、夢を競うロングランシリーズ」というテーマをもとに今年から開催された、文字通り若いジョッキー達によって開催されるシリーズ競走である。
すでに春から全国の地方競馬場ではファイナルラウンドの出場騎手を決める「トライアルラウンド」が行われており、出場騎手はトライアルラウンドの成績上位の騎手から選定される。11月22日、ファイナルラウンドに出場するJRA代表騎手7名と、地方競馬代表7名、計14名の騎手が正式に決定した。選出された騎手は以下の通り。
JRA代表7名
東日本地区(騎手・所属・順位・トライアルラウンドpt)
- 藤田菜七子(美浦)・・・1位(15.67pt)
- 菊沢一樹(美浦)・・・2位(12.00pt)
- 木幡育也(美浦)・・・3位(11.50pt)
西日本地区(騎手・所属・順位・トライアルラウンドpt)
- 森裕太郎(栗東)・・・1位(20.17pt)
- 岩崎翼(栗東)・・・2位(15.80pt)
- 小崎綾也(栗東)・・・3位(13.20pt)
- 荻野極(栗東)・・・4位(11.60pt)
地方競馬代表7名
東日本地区(騎手・所属・順位・トライアルラウンドpt)
- 臼井健太郎(船橋)・・・1位(16.17pt)
- 鈴木祐(岩手)・・・2位(13.50pt)
- 保園翔也(浦和)・・・3位(12.00pt)
- 中越琉世(川崎)・・・4位(11.40pt)
西日本地区(騎手・所属・順位・トライアルラウンドpt)
- 渡辺竜也(笠松)・・・1位(18.00pt)
- 加藤聡一(愛知)・・・2位(12.25pt)
- 栗原大河(金沢)・・・3位(11.25pt)
「2017ヤングジョッキーズファイナルラウンド」は、12月27日(水)大井競馬場にて第1戦が第7レース、第2戦が第9レースで実施。12月28日(木)中山競馬場にて第1戦が第8レース、第2戦が第9レースで実施される予定。
※トライアルラウンドpt=総獲得pt/騎乗回数
詳しくは2017ヤングジョッキーズシリーズ特設サイトをご確認ください。