【JRA京王杯2歳S予想2022】ロンドンプラン、初の東京でも“ごぼう抜き”か?

キャリアの少ない2歳戦ということで判断材料は少ないが、ここは小倉2歳Sを制したロンドンプランが最上位と見て間違いないだろう。

小倉芝1200mの新馬、小倉2歳Sで無傷の2連勝を飾り、重賞連勝を狙っての参戦となる。前走は初戦よりタフな馬場ながら抜群の反応で上がり最速3F33秒1の末脚を繰り出し、前を走る12頭をごぼう抜きした。初戦からパフォーマンスを大幅に上げ、折り合いも問題ないので距離も延びた方が良さそうな気配十分。

8枠18番と大外枠に入ったことで割り引くファンも少なくなさそうだが、包まれて脚を余すリスクを考えれば腹をくくったレースもできそうだ。また、過去10年のデータ的には8枠は好成績。この馬なら割り引く必要もないように思える。

懸念はどちらかと言えば初の東京コースとなる点か。小倉2歳Sで見せたロングスパートを見れば、長い直線もプラスに働く可能性は十分に思えるが、2コーナーあたりから一方的に下り坂の続く小倉とは勝手が違うコース故、パフォーマンスが変わる可能性は十分ある。

とは言え、未知な部分の不安は他馬にも多く、軽い馬場の小倉で頭数揃って揉まれた経験込みで、速い時計で勝ってきたロンドンプランは、むしろ信頼できる要素は多い1頭。近2戦の勝ちっぷりを見れば、ここは不安視するよりも期待した方が賢明に思える。