フランスの競馬統括機関フランスギャロは8日、内務省の要請に従い、フランスのトップジョッキーであるピエールシャルル・ブドーの騎手免許取り消しを決めた。仏パリチュルフ紙が報じた。
2015、16、20年と過去に三度の仏リーディングを獲得し、2019年にはヴァルトガイストとのコンビで世界最高峰の中距離G1レース「凱旋門賞」を優勝。そn翌年となる昨年2月に、女性への強制わいせつ容疑で5月に起訴され、騎乗停止処分が下されていた。
昨年8月時点ではフランスギャロは声明にて、ブドー騎手は「まだ推定無罪」だとしつつ、“予防措置”として処分を下すとしていたが、今回内務省の要請に従うかたちでブドー騎手の騎手免許を取り消す結果となった。同騎手は今年9月からトレーニングセンターに戻って来たばかりだった。