【有馬記念2022】史上初の海外馬参戦?米G1・2勝のウォーライクゴッデスが登録

JRAは11日、12月25日に中山競馬場で行われる有馬記念(G1、芝2500m)に米国馬のウォーライクゴッデス(牝5、W.モット厩舎)が予備登録したことを発表した。

同馬は2021年フラワーボウルS、2022年ジョーハーシュターフCSと芝G1を2勝。牝馬によるジョーハーシュターフCS勝利は1983年のオールアロング以来、実に39年ぶりの快挙だった。

昨年11月に米カルフォルニア州のデルマー競馬場で行われたBCフィリー&メアターフ(G1、芝2200m)では、日本から参戦した1番人気のラヴズオンリーユー(牝5、矢作芳人厩舎)が勝利し、半馬身差の3着に好走。

前走は先週のBCターフでは3着好走。この勝利でG1・3連勝を果たした勝ち馬レベルスロマンスには離されたが、ミシュリフやネーションズプライドといった強豪G1馬らを降しての3着は強い内容。

ウォーライクゴッデスの出走が実現すれば、海外馬の有馬記念出走は史上初となる。国内でどのようなパフォーマンスを魅せてくれるのかは楽しみだが、これまで走ってきているレースは全て左回りのレースなだけに、タフな中山の右回りに対応できるかどうかがカギとなりそうだ。