今月6日に東京競馬場で行われたアルゼンチン共和国杯(G2、芝2500m)を快勝し、重賞初制覇を果たしたブレークアップ(牡4、黒岩陽一厩舎)が、12月25日に中山競馬場で行われる有馬記念(G1、芝2500m)の出走を予定していることが明らかになった。
前走のアルゼンチン共和国杯では、好位3番手から早めに抜け出す正攻法の競馬で快勝。早くから長距離適性を見込まれてきた馬で、2200m以上のレースは14戦して【5-3-3-4】と好成績で、この距離なら安定している。また、中山コースも8戦して【3-1-2-2】と崩れるケースは少なく、ベストに近い条件と言って良いだろう。自ら逃げていく競馬もできる先行力は、ここでは大きな武器となるだろう。
舞台適性の高さや脚質、前走の勝ちっぷりからも人気に推される可能性は高い。出走が叶えば警戒しておきたい1頭だ。ファン投票はWeb限定で、17日から12月4日まで実施される予定。