カペラステークス(2017)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

12月10日(日)は中山競馬場のダート1200mで「カペラステークス」が開催されます。2008年に新設されてから今年でちょうど第10回目を迎えます。この時期のダート戦線は地方交流重賞や各地で行われる招待レースが多いため、カペラステークスでは確固たる主役が不在となることが多く、例年混戦模様の印象があります。今回は過去9年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心にカペラステークスの傾向を探っていきたいと思います。

1番人気は過去9年、勝利が一度もない!波乱含みの傾向

人気データ
人気 成績
1番人気 0-1-1-7
2番人気 1-1-1-6
3番人気 3-2-0-4
4番人気 2-1-0-6
5番人気 1-0-1-7
6番人気 1-0-1-7
7番人気 0-3-0-6
8番人気 0-0-4-5
9番人気 0-0-0-9
10番人気 0-0-0-9
11番人気 0-0-1-8
12番人気 1-0-0-8
13番人気 0-1-0-8
14番人気 0-0-0-9
15番人気 0-0-0-9
16番人気 0-0-0-6
オッズデータ
オッズ 成績
1.0~1.9倍 0-0-0-0
2.0~2.9倍 0-1-0-2
3.0~3.9倍 1-0-1-3
4.0~4.9倍 2-1-1-6
5.0~6.9倍 1-2-0-5
7.0~9.9倍 2-1-1-10
10.0~14.9倍 2-1-1-8
15.0~19.9倍 0-2-1-12
20.0~29.9倍 0-0-3-13
30.0~49.9倍 1-0-1-15
50.0~99.9倍 0-1-0-20
100.0倍以上 0-0-0-0
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2008 16,540円 371,800円
2009 2,680円 38,520円
2010 27,170円 217,490円
2011 2,540円 47,990円
2012 4,460円 51,060円
2013 9,200円 47,980円
2014 104,680円 1,654,200円
2015 4,950円 39,480円
2016 8,460円 48,910円

1番人気は過去9年間で勝利が1度もなく、3着内も2頭のみと苦戦が続いております。3番人気が最多の3勝をあげております。7番人気が2着3回、8番人気が3着4回と、人気薄の好走も多いです。

1番人気は不振でも、全体的に上位人気の成績は悪くないので基本的には落ち着いた決着となることが多いです。しかし、2014年は12番人気の人気薄が逃げ切り、165万馬券の高配当が飛び出すという大波乱もありました。常に波乱を含んだレースであることは覚えておきたいところです。

【該当馬】1番人気(下記「予想オッズ」を参考):
サイタスリーレッド

人気薄の逃げ馬(下記「予想オッズ」を参考):
テイエムヒッタマゲ

予想オッズ

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 サイタスリーレッド 3.1
2 ブルドッグボス 4.5
3 ニットウスバル 5.0
4 ノボバカラ 7.6
5 コーリンベリー 11.6
6 グレイスフルリープ 12.7
7 ブルミラコロ 19.6
8 ベストマッチョ 24.2
9 スノードラゴン 26.8
10 ショコラブラン 48.2
11 ディオスコリダー 49.7
12 ドラゴンゲート 63.5
13 キクノストーム 68.7
14 キタサンサジン 84.6
15 ナンチンノン 92.5
16 モンドクラッセ 153.4
17 アールプロセス 210.2
18 キャプテンシップ 264.3
19 テイエムヒッタマゲ 301.3
20 ゴーイングパワー 351.3
21 ドリームドルチェ 364.1
22 ペイシャモンシェリ 401.6
23 ベック 422.4

登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

1枠が好成績!脚質は「差し・追い込み」に注目

枠番データ
枠番 成績
1枠 4-1-0-12
2枠 1-0-1-16
3枠 0-1-1-15
4枠 0-3-1-14
5枠 1-0-0-16
6枠 0-2-3-13
7枠 2-1-2-13
8枠 1-1-1-15
脚質データ
脚質 成績
逃げ 2-0-0-7
先行 1-2-2-27
差し 3-4-4-44
追い込み 3-3-3-36
マクリ 0-0-0-0

コースは中山のダート1200m。2コーナー奥の芝コースからスタートし、3コーナーまでの距離は502mと長めなことからも、序盤はそこまで速くならなそうに思えますが、芝スタートとスタート直後が下り坂となっているため前半のラップは速くなりやすいです。枠は最多の4勝をあげている1枠が好成績。

脚質は差し・追い込み馬が好成績。突入段階のスピードが付きすぎてしまい、4コーナーで各馬が大きく外に膨らみ、後方で脚を溜めた馬が台頭してくるシーンもよく見られます。

【該当馬】差し・追い込みタイプ:
ニットウスバル
スノードラゴン
ディオスコリダー
キクノストーム
アールプロセス

馬体重は「-3kg~+3kg」が好成績

馬体重データ
馬体重増減 成績
~-20kg 0-0-0-1
-19~-10kg 1-0-1-9
-9~-4kg 2-1-1-31
-3~+3kg 4-2-4-37
+4~+9kg 1-6-3-25
+10~+19kg 1-0-0-9
+20kg~ 0-0-0-1
今回減 5-2-3-48
同体重 2-0-1-17
今回増 2-7-5-48

馬体重は「-3kg~+3kg」が最多の4勝をあげ好成績。「+4kg~+9kg」も勝利数こそ1勝のみですが、2着に6頭、3着に3頭と3着内の成績は優秀。

4歳が好成績、牝馬は当日2番人気以上

馬齢データ
馬齢 成績
3歳 0-0-0-6
4歳 4-2-1-22
5歳 3-5-3-27
6歳 2-3-2-26
7歳以上 0-0-1-29
性別データ
性別 成績
牝馬 1-0-1-12
牡馬 8-9-8-102
所属データ
所属 成績
栗東 8-6-6-80
美浦 1-2-2-24
地方 0-1-1-10

最多の4勝をあげている4歳馬が好成績。牝馬で3着内に入った2頭はいずれも当日2番人気以上に推された馬でした。所属は関西馬が中心となります。

【該当馬】4歳馬:
サイタスリーレッド
ベストマッチョ

前走は「霜月ステークス」に注目、前走大敗馬の巻き返しも

前走データ
前走 成績
霜月S(OP) 3-3-2-10
武蔵野S(G3) 2-1-2-7
京都オータムリーフP(OP)※ 1-1-0-4
オータムリーフS(OP) 1-0-1-6
エニフS(OP) 1-0-0-1
渡月橋S(1600万下) 1-0-0-0
JBCスプリント(G1) 0-1-2-9

※2014年からオータムリーフSに変更、距離も1400mから1200mへ変更。

前走クラスデータ
前走 成績
1600万下 1-0-0-12
オープン特別 6-6-5-59
G3 2-1-2-11
G2 0-0-0-2
G1 0-0-0-1
地方 0-2-2-28
前走着順データ
前走着順 成績
1着 3-2-2-23
2着 2-1-0-11
3着 0-0-2-6
4着 0-1-1-14
5着 2-1-0-8
6~9着 1-1-3-22
10着以下 1-3-1-29

前走は最多の3勝をあげている霜月ステークスが好成績。次いで成績が良いのは2勝をあげている武蔵野ステークスとなっており、それ以外は全て1勝ずつとなっております。前走着順は過去9年の3着内27頭中12頭が5着以下だった馬で、大敗馬の巻き返しも目立っております。

【該当馬】霜月ステークス:
キクノストーム(4着)
ドリームドルチェ(5着)
テイエムヒッタマゲ(14着)

騎手は「横山典弘」に注目

騎手データ
騎手 成績
横山典弘 2-1-1-2
内田博幸 2-0-0-3
柴田善臣 1-1-1-4
秋山真一郎 1-0-0-1
幸英明 1-0-0-1
村田一誠 1-0-0-3
丸田恭介 1-0-0-1
石橋脩 0-2-1-4

騎手は横山典弘と内田博幸が最多の2勝をあげております。横山騎手は2,3着も1回ずつで複勝率は66.7%と好成績。

【該当馬】横山典弘騎手の騎乗予定馬:
キクノストーム