【チャンピオンズC予想2022】ダート界の頂上決戦!テーオーケインズやクラウンプライドなど出走予定馬を考察

いよいよ2022年も残すところあと1ヶ月となりました。競馬も今週末から中京競馬が開催となり、暮れの競馬が始まります。中京競馬の開幕を飾る重賞はダート王者決定戦「チャンピオンズカップ」です。例年、国内トップのダート馬が揃う一戦ですが、今年はどんな馬が集まったのでしょうか?今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

テーオーケインズ(牡5、高柳大輔厩舎)

昨年の覇者テーオーケインズは連覇を狙って今年も参戦。2走前の帝王賞では4着に敗れましたが、これは厳しいペースを先行してのもので、大きく悲観する必要はないでしょう。立て直しを図った続く前走のJBCクラシックでは終始外を回る横綱相撲で快勝し、巻き返しを果たしました。左回りの中距離はベスト条件ですし、相手関係も昨年以下。前走で良い弾みをつけたここは昨年同様の圧勝劇が見られるかもしれません。2010年、2011年を制したトランセンド以来の連覇なるかに注目です。

クラウンプライド(牡3、新谷功一厩舎)

今年のUAEダービーを制し、重賞初制覇を果たしたクラウンプライド。古馬初対戦となった秋初戦の日本テレビ盃と続くJBCクラシックでいずれも2着に好走。一戦ごとに地力を強化してきており、すでにダート界のトップクラスの仲間入りを果たしています。コーナリングは得意な方ではないので、広くゆったりとした中京コースは好舞台。安定した先行力が武器で、逃げ馬の有力候補というこで注目度も高い1頭です。ここもうまく先行して流れに乗れればチャンスは十分でしょう。

ジュンライトボルト(牡5、友道康夫厩舎)

前走のシリウスSを制し、悲願の重賞初制覇を果たしたジュンライトボルト。夏にダートへ転じてからは3戦2勝、2着1回と好成績で、いきなりダートG3を難なく快勝と素質の高さを見せています。芝では長らく苦戦してきましたが、ここへきて連勝の勢いでG1に挑戦と良い流れ。前走は3歳屈指の実力馬ハピを降しての勝利で、上がりもメンバー最速の脚を使えており芝で培った瞬発力がダートでもいきています。この3戦でまだ底を見せていないところも魅力で、鞍上の石川裕紀人騎手と共にG1タイトル初制覇となるかに注目です。