地方競馬全国協会(NAR)、日本中央競馬会(JRA)などが28日、東京都内で「全日本的なダート競走の体系整備」について、合同記者会見を開いた。
「3歳ダート三冠競走を中心とした体系整備」や、「前哨戦の整備」、「 2・3歳ダート短距離路線の整備」、「古馬中距離路線の整備」など様々な点における見直しや変更が発表された。
2024年から実施する「3歳ダート3冠競走」については、羽田盃が4月下旬、東京ダービーは6月上旬、夏のジャパンダートダービーは10月上旬に行われることが発表。また、「ジャパンダートダービー」については、同年は「ジャパンダートクラシック」に名称変更して行われることが明らかになった。
同レースの勝ち馬には、JBCクラシックの優先出走権が付与される予定となっており、羽田盃、東京ダービー、ジャパンダートクラシックの3競走は、3歳ダート3冠競走に位置付けられ、賞金が大幅に増額されるという。
なお、これに伴い船橋のブルーバードカップ、大井の雲取賞と京浜盃が羽田盃のトライアルレースとして、新たに指定交流競走に衣替えする。中央競馬で行われているユニコーンSは東京ダービーの、盛岡の不来方賞はジャパンダートクラシックの前哨戦となり、開催時期が変更される模様。